外皮性能「HEAT20 G2」

2021.09.18

わたしたちが建てる住宅の標準外皮性能「HEAT20 G2」についてのご紹介です。

目次

HEAT20とは……

「一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」の略称。低環境負荷・安心安全・高品質な住宅・建築の実現のため、主として居住空間の温熱環境・エネルギー性能、建築耐久性の観点から、外皮技術をはじめとする設計・技術に関する調査研究・技術開発と普及定着を図ることを目的として設立されました。住宅や建築の温熱環境における専門家で構成され、研究を通じて外皮性能の設計と検証、そして断熱性能の推奨水準を普及する活動をおこなっています。グレード分けされた水準は、G1やG2といったレベルで表現されています。

アース標準のHEAT20 G2グレードとは

G2グレードは外皮性能が非常に優れ、真冬でも室内温度が一定水準を下回らないという性能を担保しています。これまで、さまざまな省エネ基準が設けられてきましたが、G2グレードはその頂点に位置するレベル。これに該当するかどうかは、UA値という基準値が設けられていて、0.46という値を下回る必要がありますが、アースの標準仕様ではこのUA値が0.43~0.46となっています。

UA値(外皮平均熱貫流率)とは……

換気の熱損失を除いた熱損失量を、床面積ではなく床、壁、天井、開口部の面積の合計で割った値。簡単に言うと、外皮(壁、窓、天井、床)全体からの熱の逃げにくさを表す値で、低い方が高性能を意味しています。

高性能の秘密は、内と外のダブル断熱

わたしたちがデザインする住宅はG2グレードを標準とするために、躯体内部に断熱材を充填する充填断熱に加えて、木造躯体の外側から断熱材で隙間なく覆う外張り断熱を組み合わせた、内と外のダブル断熱を採用しております。優れた断熱性能を確保することで、「夏は涼しく、冬は暖かい暮らし」を叶えることができます。

ダブル断熱(外張り+充填)

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