リノベーションの流れ13ステップ（物件なし編）

物件を購入してリノベーションをおこなう際、どのようなステップで進んでいくか正確に把握できている人は、ほとんどいないでしょう。物件探しをすることに集中してしまい、事前の準備が疎かなまま進んでしまうと、のちのち後戻りができない状況に陥ってしまいます。ここでは「失敗しないリノベーションの流れ」をご紹介いたします。

まずは資金計画、物件探し、リノベーションで叶えられることに関する情報を収集するところから始めましょう。事前準備が十分であればあるほど、安心して計画を進めることができます。

建売物件や新築マンションとは異なり、リノベーションは完成していないものに対して数千万円の契約を交わすことになります。そのため、実際に完成した物件やモデルハウスをご覧いただき、完成イメージを掴みながら進めていくことを強くオススメします。

ステップ①の事前準備をもとに具体的な資金計画をおこない、このプロジェクトにかかる総予算を固めていきます。その後、住宅ローンを利用される場合には事前審査をおこない、お借入額の目安を明確にするとともに、物件購入がスムーズに進められるよう準備をおこないます。

デザインや性能、技術力、価格帯、会社の理念などを総合的に判断して、理想の暮らし方を実現できるリノベーション会社を選びましょう。わたしたちアースでは『リフォームお申し込み』をいただき、次の「ステップ⑤物件探し」へと進んでいきます。

（※お申込み時にお申込金として50万円をお預かりさせていただきます。こちらのお申込金は最終的にリノベーション工事価格に充当されます）

リノベーション会社が決まったら一緒に中古物件探しをおこなっていきます。リノベーション会社のサポートを受けながら物件を探すことで、不動産会社のアドバイスだけでは見えなかった長所や短所が浮き彫りになるでしょう。なお、わたしたちアースではリノベーションはもちろん不動産仲介までワンストップでサポートすることができます。

気になる物件が見つかったら資金計画的に無理のないことを前提に、その物件に対してどんなリノベーションプランが可能になるか設計をおこないます。プランをご覧いただいた上で問題なければ、物件購入の申し込みへと進んでいきます。

中古物件の売主との交渉がまとまったら売買契約を締結し、あわせて住宅ローンの本審査も並行して進めていきます。リノベーション後の間取りを決める打ち合わせも始まり、プロジェクトが一気に動き出します。

間取り確定後は3Dアプリケーションを使って、立体的に完成イメージを確認していきます。その後、各設備メーカーのショールーム見学や打ち合わせを重ね、概算費用のお見積書をもとに選択する設備の仕様や素材をインテリアコーディネーターと一緒に比較検討しながら決めていきます。

間取り決定からおよそ3か月間をかけて、内外装の仕様を決めていきます。仕様書、設計図書、お見積り内容をチェックした後、ご納得いただけましたらリノベーション工事請負契約の締結となります。

（※契約時に契約金として建築費用の30％をお支払いいただきます）

物件の決済が完了したら、着工の準備に入ります。中古物件の場合、引き渡し後に一部解体工事をおこない、構造やインフラのルートなどを正確に把握していきます。新築と異なる点として、この調査によって事前の資料では把握できなかった補強工事や仕様変更が発生することがあります。そのため、「使わなければラッキー」という感覚であらかじめ予備予算をみておくことが必要になります。

解体工事を経て、いよいよ本格的なリノベーション工事が始まります。

（※着工時に中間金として建築費用の40％をお支払いいただきます）

着工からおよそ3ヶ月後に工事が完了し、鍵のお引き渡しとなります。

（※完工時に最終金として建築費用の30％をお支払いいただきます）

お引き渡し後、5・10・20か月目に定期点検を実施いたします。その後は定期的に点検のご案内をお送りさせていただき、任意で点検を実施いたします。

（※点検は原則無償でおこないますが、修補や維持にかかる作業は有償となることがあります）

今回は、中古物件探しを伴うリノベーションの流れ13ステップをご紹介させていただきました。リノベーション完成までに要する期間としては、初回お打ち合わせからお引き渡しまでで平均9〜10か月が目安になってきます。中古物件が見つかっていない状況でリノベーション会社を決めることは難しいことのように思われるかもしれませんが、リノベーション会社と一緒に相談をしながら物件を決めることが成功のポイントです。わたしたちアースでは物件探しからリノベーションまでワンストップでサポートしております。お気軽にご相談ください。