IHキッチンのメリット
IHキッチンのメリットは火を使わないため、安全かつ掃除がしやすい点にあります。天板がフラットになっているので簡単に拭き掃除ができ、清潔な状態を保ちやすいです。また、ガスと比べると熱の回りが早く、楽な姿勢で火力を確認できます。さらに熱気が部屋に充満しにくく、夏でも快適に調理を楽しめます。
IHキッチンのデメリット
IHのデメリットは、使用する調理器具が限定されてしまうことです。また、ブレーカーが落ちないように自動的に全体の火力を調整する機種もあり、同時に強火の調理が難しくなることも。ガスと異なり、停電時に使用できなくなる点や、調理後は天板が熱くなる点なども注意が必要です。
ガスキッチンのメリット
ガスのメリットは高火力バーナーを利用できることです。鍋などを振る調理に向いています。使用できない調理器具はほとんどなく、停電時にも影響を受けずに使うことができます。
ガスキッチンのデメリット
ガスのデメリットは火を扱うために、火災の危険性が増すことです。火元から目を離すことができず、お子さまにも注意が必要となります。また、ガスコンロ自体が突起していて平らではないので、IHと比べると掃除がしづらい点も。一度、IHを経験された方のなかで「もうガスには戻れない!」という声があるのは、このお手入れのしやすさの違いかもしれませんね。
ガスとIH、ランニングコストはどっちがお得?
ガスは使用する時間帯に関わらず一律の料金となっておりますが、電気(IH)は時間帯によって料金が変わります。例えば、ある電力会社のプランでIHを使用した場合、日中(10~17時)の電気代が1時間38.6円となり、朝(7~10時)や夜(17~23時)は25.9円、深夜(23~7時)は12.2円となっています。一方、都市ガスの場合には1時間12.1円、プロパンガスは21.2円となり、都市ガスのご家庭ではIHに比べてコストを抑えることができそうです。調理時間や契約している電力会社、ガス会社によって、光熱費は変わってきますので、あくまで参考としてお考えください。 ※2021年7月現在
今回はガスとIHの違いについて、ご紹介しました。他にも家づくりに役立つ情報を発信しておりますので、是非ご覧ください。
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