【東京都江戸川区|12坪】趣味と暮らしが調和する、 こだわりのコンパクトハウス
東京都江戸川区/M様邸

2025年
東京都江戸川区
工法/木造軸組工法
建築面積/39.42㎡(11.92坪)
仕様/BELS☆☆☆☆☆・耐震等級3
質感にこだわった塗り壁と、和モダンを彩る植栽


黒をベースに木のアクセントを加えた外観は、落ち着きとあたたかみを感じさせるデザイン。外壁にはSoiの塗り壁素材を採用し、質感にもこだわりました。街並みに自然と溶け込みながら、洗練された佇まいを演出しています。外観を彩る植栽には、旦那様のご実家で長く大切に育てられてきた南天を移植しました。
造作収納で整える、使い勝手の良いガレージ空間



ガレージの奥に玄関を設け、雨の日も快適に出入りできる動線を確保しました。内部には造作収納を設けており、アウトドア用品や日常の道具をすっきりと収められる仕様に。外観に合わせて、玄関扉も木目調を採用し、統一感のあるデザインに仕上げています。
可動棚と階段下を活かした玄関収納



玄関には、暮らしやすさを考えた収納をたっぷりと用意しました。シューズクロークには高さを変えられる可動棚を設け、靴の種類に合わせて調整可能。棚下はキャリーケースなどを置けるスペースとして活用できます。さらに階段下を利用したクローゼットを配置し、冬はコート掛けとしても便利に使えるようにしました。
楽譜収納も叶えた、コンパクトなピアノ室

奥様の趣味であるピアノ演奏のために、コンパクトな防音室を設けました。室内には楽譜を収納できる可動棚も備え、演奏をより楽しめる工夫を加えています。
木の質感を活かした、落ち着きと遊び心のある空間



ダイニングテーブルには、飛騨家具「木と暮らしの制作所」のテーブルを採用。床に使ったオーク材と相性のよい栗の木で仕上げられ、空間にやさしい表情を添えています。床や造作はナチュラルでシンプルな色合いにまとめ、ソファやチェアの座面には差し色をプラス。落ち着きの中に遊び心を感じられる、温もりあるリビングダイニングとなりました。
光と心地よさが広がるホテルライクなリビング



キッチンは中心に階段を配したL字型のプラン。ご夫婦で並んで料理ができるよう、シンクとコンロの間隔を広めに設定しました。マグネット仕様のパネルや大容量のボッシュ製食洗機を取り入れ、家事効率にも配慮しています。手前にはパントリー収納を設置。家電や掃除機を収められるよう設計し、必要に応じてロールスクリーンで隠せる仕様としました。
仕事にも趣味にも使える、多目的ワークスペース



こちらは主に旦那様のために設けたワークスペースです。在宅勤務の際にはデスクワークに集中でき、扉を閉めれば個室として静かな環境を確保できます。また、お仕事だけでなくゲームなど趣味の時間にも活用できるように計画。暮らしの中で“切り替え”ができる、多目的な空間となりました。
カスタマイズできる収納と機能的な洗面脱衣室



洗面脱衣室には、南海プライウッドの「ラクエル」を採用。引き出しや棚板を自由に組み合わせられるため、お施主様に合わせた収納計画が可能です。今回はこの収納に合わせて壁位置も調整しました。洗面化粧台は機能性を重視し、タカラスタンダードの既製品を選択。さらに、使わないときは外しておける物干しを設置し、日常使いのしやすさにも配慮しています。
スタイリッシュで整う洗面脱衣室


2階と3階には、それぞれ特徴のあるトイレを設けました。2階には、キャビネットと手洗いが一体になったLIXILの「Jフィット」を採用。キャビネット内にトイレットペーパーなどを収納できるため、空間をすっきりと保てます。奥行きは一般的なタンク付き便器と変わらないため、限られたスペースでも快適に使えるのが魅力です。3階のトイレは、階段を上がった正面に配置。背面に濃色のクロスを取り入れることで奥行きを感じさせ、実際の広さ以上にゆとりを演出しています。
収納と居心地を両立した、ご夫婦の寝室



ご夫婦の寝室は、収納とベッドスペースを間仕切り、横になりながらテレビを楽しめる設計に。収納付きベッドを採用し、限られた空間でも収納量を確保しました。反対側には衣装ケース用とハンガースペースを分けた収納を計画。天井の低い部分にも可動棚を設け、無駄のない使い方ができるようにしています。
暮らしを広げる、開放感のあるバルコニー


開放感のあるバルコニーを設けました。周囲の視線を気にせずに過ごせる高さがあり、屋外でありながらプライベート感のある空間です。洗濯物を干すスペースとしてはもちろん、椅子やテーブルを置けばセカンドリビングのように活用することも可能。日差しや風を感じながら、日常の中でちょっとしたリフレッシュができる贅沢な場所となっています。