注文住宅を建てるまでの流れ14ステップ（土地なし編）

土地を購入して注文住宅を建てる際、どのようなステップで進んでいくか正確に把握できている人は、ほとんどいないでしょう。土地探しをすることに集中してしまい、事前の準備が疎かなまま進んでしまうと、のちのち後戻りができない状況に陥ってしまいます。ここでは「失敗しない注文住宅建築の流れ」をご紹介いたします。

まずは資金計画、土地探し、住宅性能など家づくりに関する情報を収集するところから始めましょう。事前準備が十分であればあるほど、安心して家づくりを進めることができます。

建売物件や新築マンションとは異なり、注文住宅は形のないもの（まだ存在していないもの）に対して数千万円の契約を交わすことになります。そのため、実際に完成した物件やモデルハウスをご覧いただき、完成イメージを掴みながら進めていくことを強くオススメします。

ステップ①の事前準備をもとに具体的な資金計画をおこない、このプロジェクトにかかる総予算を固めていきます。その後、住宅ローンを利用される場合には事前審査をおこない、お借入額の目安を明確にするとともに、土地購入がスムーズに進められるよう準備をおこないます。

デザインや性能、技術力、価格帯、会社の理念などを総合的に判断して、理想の暮らし方を実現できる建築会社を選びましょう。わたしたちアースでは『建築お申し込み』をいただき、次の「ステップ⑤土地探し」へと進んでいきます。

（※お申込み時にお申込金として50万円をお預かりさせていただきます。こちらのお申込金は最終的に建築工事本体価格に充当されます）

建築会社が決まったら一緒に土地探しをおこなっていきます。建築会社のサポートを受けながら土地を探すことで、不動産会社のアドバイスだけでは見えなかった長所や短所が浮き彫りになるでしょう。なお、わたしたちアースでは建築はもちろん不動産仲介までワンストップでサポートすることができます。

気になった土地が見つかったら資金計画的に無理のないことを前提に、その土地に対してどんなプランが可能になるか設計をおこないます。プランをご覧いただいた上で問題なければ、土地購入の申し込みへと進んでいきます。

土地の売主との交渉がまとまったら売買契約を締結し、あわせて住宅ローンの本審査も並行して進めていきます。建物の間取りを決める打ち合わせも始まり、家づくりが一気に動き出します。

間取り確定後は100分の1サイズの模型を使って、立体的にイメージを確認していきます。その後、各設備メーカーのショールーム見学や打ち合わせを重ね、概算費用のお見積書をもとに選択する設備の仕様や素材をインテリアコーディネーターと一緒に比較検討しながら決めていきます。

間取り決定からおよそ3か月間をかけて、内外装の仕様を決めていきます。床や壁の色、家具等が再現された50分の1サイズの模型でご確認いただきます。仕様書、設計図書、お見積り内容をチェックした後、ご納得いただけましたら工事請負契約の締結となります。

（※契約時に契約金として建築費用の30％をお支払いいただきます）

土地の決済が完了したら、着工の準備に入ります。古家付きの物件の場合、引き渡し後に解体工事をおこなう必要があります。更地になった時点で、土地の神様を鎮め、工事中の安全を祈願する地鎮祭をおこないます。

建築確認済証が交付されたのち、家を支える基礎をつくる工事からスタートします。天候などをみながら丁寧に工事を進めていきます。およそ3週間から1か月後に次の「ステップ12上棟」へと進んでいきます。

「上棟」とは柱梁などを組み立てた上に、棟木を上げることを言います。建築工事のなかでは大きな一つの節目となります。

（※上棟時に中間金として建築費用の40％をお支払いいただきます）

着工からおよそ3ヶ月後に工事が完了し、鍵のお引き渡しとなります。

（※完工時に最終金として建築費用の30％をお支払いいただきます）

お引き渡し後、5・10・20か月目に定期点検を実施いたします。その後は定期的に点検のご案内をお送りさせていただき、任意で点検を実施いたします。

（※点検は原則無償でおこないますが、修補や維持にかかる作業は有償となることがあります）

今回は、土地探しを伴う家づくりの流れ14ステップをご紹介させていただきました。注文住宅完成までに要する期間としては、初回お打ち合わせからお引き渡しまでで平均9〜10か月が目安になってきます。土地が見つかっていない状況で建築会社を決めることは難しいことのように思われるかもしれませんが、土地探しの前に建築会社を決めることが成功のポイントです。わたしたちアースでは土地探しから建築までワンストップでサポートしております。お気軽にご相談ください。