BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)

2019.09.27

わたしたちが建てる住宅の省エネルギー性能をあらわす「BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)」についてのご紹介です。

目次

家の「燃費」がわかる時代。

BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)とは……

第三者機関が非住宅建築物の省エネルギー性能の評価および表示を適確に実施することを目的とした「建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)」が開始されたのは平成25年10月のこと。翌々年には住宅事業建築主その他の建築物の販売または賃貸を行う事業者は、当該建築物のエネルギー消費性能を表示するよう努めなければならないことが位置づけられ、国土交通省は建築物のエネルギー消費性能の見える化を通じ、高性能な建築物が市場で適切に評価され、選ばれるような環境整備に乗り出しました。BELSの適用範囲が住宅を含むよう改正され、現在は家の「燃費」が建築前にわかる時代となりました。わたしたちの住宅にはすべてこのBELSを表示します。

東京で北海道仕様の家に住む。

住宅・建築物のエネルギー消費量は産業界全体のおよそ3割を占め、他業種に比べて増加傾向にあります。地球環境問題の解決に向け、個人の住宅においてもさらなる省エネ化が求められるようになり、そのための指標が制定されました。日本全国を8区分にわけて、それぞれの地域で達成すべき数値を設定。2018年現在では、この数値を達成できるように促す「努力義務」となっていますが、2020年にはすべての建物において、基準値の達成が義務づけられる予定で、法整備が急ピッチで進められています。

わたしたちが家づくりのフィールドとしている東京および千葉は、下のリストで示す「5地域」になります。しかし、現在建てている新築物件の標準的な性能は「2地域・3地域」に適合するものです。一見すると過剰に思えるかもしれませんが、住宅の性能値を上げることは快適な住環境と深く結びついていることから、東京の暮らしに「違い」をつくるために上限はないと考えます。法適合を順守するだけでなく、その先にある「こんな暮らしがあったんだ」を叶えるための、わたしたちのこだわりです。

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