敷地20坪で叶えた図書室のある半地下住宅

東京都江戸川区中葛西/G様邸

全方位から斜線制限のかかる建築条件のなかで、半地下を設計することで建物の高さを抑えて、十分な居住スペースを確保。蔵書を収める半地下室は、さながら図書館のような迫力ある空間になりました。

2020年
東京都江戸川区中葛西
工法/木造軸組工法
総建築費/3,500万円(税抜)
建築面積/40.99㎡(12.42坪)
仕様/低炭素住宅・耐震等級3・半地下

堂々とした佇まいのダークグレーの外観

家の顔となる外観は、塗り壁材「sto」と天然木パネルを組み合わせることで、シャープさのなかに温もりが感じられるデザインに。全方位から斜線制限がかかるなか、それらを巧みにかわしながら、意匠性にもこだわった設計が特長です。

限られたスペースを有効活用した外構デザイン

玄関にアプローチする階段に宅配ボックスを組み込み、階段下をストレージとして利用したり、外壁の一部に植栽を植えるなど、外構も限られたスペースを利用しながら機能性とデザイン性を両立。無駄なく敷地を有効活用するアイデアをご提案しました。

ウイルスを室内に持ち込まない、新たな生活様式に対応した玄関スペース

玄関に手洗いを設けることで、家族やペットが帰宅時すぐに手指を洗うことができる設計に。外部からのウイルスを室内に持ち込まないよう工夫しました。また、豊富な収納量が魅力のシューズボックスを備えているため、いつでも玄関がスッキリとし、空間にゆとりを感じられるようデザインしています。

半地下室で叶えた家族だけの図書館

お仕事柄、書物をたくさんお持ちのご主人のために設計した図書室は、半地下室にレイアウト。可動式の棚板を備えているため、本にあわせて自在に棚の高さを変えられる点が特長です。また、ただ本を収めるだけの空間ではなく、ワークカウンターも2か所備えているため、ゆっくりと腰を落ち着けながら読書や仕事に没頭できる空間となっています。

自然光の恩恵を受けながら食卓を楽しめるダイニングエリア

家の中心にレイアウトしたダイニングエリアは、窓からの陽当たりが心地よい空間です。キッチンやリビング、和室への動線も短く、まさに暮らしの中心を担うスペースです。

造作家具を組み合わせたTVボードとボトルラック

お酒好きのご主人がこだわった造作のボトルラックは、床から浮かせたデザインにすることで、空間の圧迫感を減らしながら、十分な収納量を確保するデザインで仕上げました。あわせて、TVボードやカウンターも組み合わせた設計とし、一体感のある空間となっています。TV背面の壁紙は色を変えてアクセントに。

ウエスタンドアを備えた多機能キッチン

ペットがキッチンエリアに入るのを防ぐため、入り口に造作のウエスタンドアを設置。内側にも外側にも開くことができるため、両手がふさがっていてもストレスフリーにキッチンに出入りすることが可能に。背面には調理家電を収められるカウンターを備えた造作のカップボードをデザイン。

シンプルでモダンな和室スペース

LDKと隣接する和室スペースは、フチのない目積畳(めせきたたみ)を採用することで、スッキリとしたシンプルな印象に。LDKとの境界には可動式の間仕切り戸を設けているため、寝室としても活用することができます。

明るさを確保した階段・廊下スペース

暗くなりがちな階段スペースには、勾配天井に天窓(トップライト)を設けることで、採光を確保。廊下のデッドスペースには日常や災害時のエネルギー源となる蓄電池を備え、空間を無駄にしないようなレイアウトに。

毎日使うものに洗面台に個性を。

お好みのタイルとボウル、水栓金具を組み合わせた造作の洗面化粧台。シンプルなデザインながら、しっかりと収納や鏡を備え、使い勝手にもこだわりました。廊下との境になる壁は、格子を斜めに配置することで、光を通しながら、目隠しにもなる設計に。

洗濯動線を意識したバルコニー

浴室と洗面脱衣室、洗濯物を干すバルコニーの動線がスムーズになるよう設計。バルコニーは金属防水となるスカイプロムナードで仕上げ、メンテナンス性も◎。光が反射して明るくなるよう、バルコニーの外壁は白をチョイス。

造作のベッドとスタディデスクを備えた子ども部屋

畳と引き出しを備えた造作のベッドは、機能性とデザイン性を兼ね備えたフルオーダー家具です。また、スタディデスクや書棚も造り付けにすることで、地震にも強い設計に。床材や造作家具をウォールナット色に統一することで、空間全体にまとまりが生まれました。

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