外に閉じて内に開く「中庭」のある16坪住宅

千葉県市川市本北方/K様邸

2019年
千葉県市川市本北方
工法/木造軸組工法
総建築費/非公開
建築面積/53.00㎡(16.06坪)
仕様/長期優良住宅

周囲の景観に溶け込む外観デザイン

目の前に広がる公園からの視線を遮りながら、周囲の景観に溶け込むようにデザインしたモスグリーンカラーの外観。外壁にはsto塗り壁材を採用し、アクセントにチャネルオリジナルの外壁用天然木パネル『ウィルウォール』のベベルクリアを組み合わせました。

実用性とデザイン性を兼ね備えた玄関まわり

タモ材を使った造作の玄関ドアは、UNIONのアイアンハンドルを採用しました。シャープでありながら重厚感も演出している点が特徴です。玄関の庇(ひさし)、ポスト一体型のインターホンは、ステンレスで造作し、スッキリとした印象に仕上げました。玄関横の外壁には、濡れたウェットスーツをそのまま掛けられるように、ハンガーフックを取り付けています。サーフィンから戻ったあと、濡れたギアを室内に持ち込まなくても良いように配慮しました。

『一見さんお断り』の雰囲気が漂うエントランス

玄関ドアを開けた先に、たくさんの収納を備えたスペースが広がります。アウトドアグッズを収納できるようデッドスペースを有効活用している点が特徴です。階段下の収納はロールスクリーンで隠せるよう工夫しました。また、『一見さんお断り』のイメージにしたいというオーナーの意向をカタチにするため、床は「洗い出し仕上げ」に。

サーフボードラックは見せる収納で、毎日の活力源に

ご夫婦共通の趣味となるサーフィンが日々の生活に溶け込むよう、玄関土間スペースの一部に、常にサーフボードが見えるラックを造作しました。土間からの冷気対策として設けたガラス戸の向こう側に、いつでも大好きなサーフボードが眺められる設計となっています。ボードだけでなく、かさばるウェットスーツやサーフギアも収納できるようデザインしました。自分たちのお気に入りアイテムが暮らしのなかにディスプレイされることで、週末のサーフタイムに想いを馳せ、毎日の活力につながります。

サーフボードと中庭を一望できるダイニングは特等席

格子戸越しに臨む玄関土間スペースのサーフボード、小上がり和室の先に広がる中庭空間、これらを一望できるダイニングはこの家の一番の特等席かもしれません。

2つの冷蔵庫と大容量カップボードを備えたキッチンエリア

キッチンの背面には、造作のカップボードを設計しました。上段と下段にはそれぞれ食器や食材のストックを収納し、中間のオープンスペースには調理家電が収まります。カップボードは扉を備えているため、急な来客があってもすぐに中を隠すことができます。また、キッチンエリアに2つの冷蔵庫が入るスペースを確保している点も特徴です。

吹き抜けと小上がり和室を組み合わせたリビングエリア

リビングは小上がり和室にすることで、目線の高さが変わり、明確な間仕切りを設けなくてもゾーニングを意識できるようデザインしました。畳の下は収納スペースとして有効活用するだけでなく、ゲストが訪れた際には掘りごたつにも変化可能な設計に。小上がりによって床レベルの高さが上がったぶん、その上部は吹き抜けとすることで開放感を演出しています。天窓と中庭からの光と風によって、明るく風通しのよいリビングが生まれました。レッドシダーを張ったTVボードは、中庭の壁に採用した天然木との一体感を意識しました。

リビングとシームレスにつながる中庭

敷地の正面に位置する公園からの視線を完全に遮りながら、しっかりと空を感じられる空間として設計した中庭スペース。こちらも外壁同様にチャネルオリジナルの『ウィルウォール』ベベルクリアをセレクトし、天然木の味わいを身近に感じられる空間に仕上げました。リビングから中庭に続くサッシは、全開口タイプを採用することで、ノイズレスで開放的な景観をつくりだしています。

「和」のテイストで居心地のよさを追求したトイレ・バスルーム

「和」のテイストがテーマのトイレは、漆喰調の壁紙と玄昌石のフロアタイルを組み合わせ、トイレのカバーをPanasonicのオリジナルカラーとなる沙金色とすることで、和モダンの世界観を忠実に再現しました。落ち着きのある空間に仕上がり、ついつい長居してしまうほどの心地よさが生まれました。
Panasonicのオフローラを採用したバスルームは、木目調のパネルをチョイスし、視覚的にもリラックス効果をもたらす空間づくりを目指しました。

大工の優れた技術が生んだ造作の格子壁

階段の腰壁を抜け感のある格子で造作することで、光が通り抜け、暗くなりがちな階段部分に明るさをもたらします。各格子の連結部分にはビスや穴が露出しないよう、大工の工夫によって美しい仕上がりに。決して簡単ではない技術で、細かいこだわりをカタチにしている点が特徴です。

多彩なアイテムの収納に特化したウォークインクローゼット

家族の衣類は2階ウォークインクローゼットに集約して収納することで、各部屋の居住空間を最大化しました。任意の高さに変化できる壁付けの可動棚のおかげで、サイズの異なるアイテムも無理なく収めることができます。

家族構成やライフスタイルの変化にも対応できる部屋

20年先の暮らしを見据え、将来は子ども部屋として2つに分割できるようデザインした洋室。書斎を兼ねたワークスペースも備えました。

趣味を思う存分堪能できるロフト空間

本やCDのコレクションを思うままに収められる造作棚を備えたロフトスペース。ふと一人きりで趣味に没頭したい時に活躍するスペースです。将来はお子様のベッドスペースにも変化できるよう設計しました。

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