【江戸川区|敷地19坪】厳しい建築条件をクリアした、渡り廊下とロフトのある暮らし

東京都江戸川区篠崎町/M様邸

厳しい建築条件のなかで、ロフトや吹き抜けを使いながら個性的な暮らしを叶えた建坪9坪の暮らし。時間帯を問わず、1階まで明るい光が届くレイアウトが特徴。

2016年
東京都江戸川区篠崎町
工法/木造軸組工法
総建築費/非公開
建築面積/31.88㎡(9.6坪)

外観

真っ白な塗り壁にアクセントとなる天然木を組み合わせた印象的な外観。sto塗り壁を採用することで、サイディングに起こりがちなコーキングのひび割れや、チョーキングといった劣化現象を防ぎ、メンテナンスのスパンが長くなるというメリットがあります。また、天然木は経年により独特の風合いへと変化し、味わいが深まっていく過程を楽しめます。さらに窓を木部と合わせてデザインすることで、雨だれなどの汚れを目立たなくさせる工夫をしています。

洋室

プロカメラマンのご主人がお客様を迎え、お打ち合わせのスペースとして使用するこだわりの洋室。ヘリンボーンのフロアは、お施主様が叶えたかったポイントのひとつ。独特の表情によって迫力のある仕上がりに。壁は自然素材にこだわって、漆喰をセレクト。

洗面・バスルーム

ゲストも使用するサニタリースペース。トイレと洗面をひと続きのフロアにレイアウトしました。洗面化粧台はお気に入りのボウルや水栓金具を組み合わせ、照明にもこだわっています

階段

蹴込みを省くことで、採光性に優れたストリップ階段。ミニマルなアイアンで吊ることで、シンプルな見た目と、独特の浮遊感を実現しました。

リビング

小上がり和室のあるリビング。中央の畳を上げると、掘りごたつに変化する仕掛けとなっています。リビング上部を吹き抜けとすることで、明るく開放的な空間を叶えました。

ダイニング

珍しいドングリの木を床材にチョイスし、独特の味わいを持ったダイニングスペース。大工さん手作りの造り付けの収納棚やテレビボードは、お好みの寸法で仕上げました。素材や色味を統一することで、空間に一体感が生まれます。

キッチン

面材に無垢の木を贅沢に使ったキッチン。明るさを考慮して、天井にはトップライトを設けました。また、油や水はねが気になる部分をタイルで仕上げている点もこだわりポイントです。背面には使い勝手を考慮して造作のカウンターとカップボード、吊戸棚を備えています。

渡り廊下

ロフト階に続く渡り廊下は、天井からアイアンを使って吊ることにより、デザイン性と開放性を両立しました。支えとなる柱を持たないため、生活動線に影響を与えることなく、スッキリとした空間を実現しています。

ロフト(寝室)

「和」のテイストに仕上げたロフトの寝室は、適度な篭り感が心地よい空間です。自由度の高い収納も備え、機能的なスペースとしての役割も意識しました。柔らかな光がこぼれるモダンデザインの障子を開けると、階下のリビングとつながることができます。

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