私道の一番奥、13坪の敷地に建てた中庭住宅

東京都江戸川区中央/H様邸

2017年
東京都江戸川区中央
工法/木造軸組工法
総建築費/非公開
建築面積/25.28㎡(7.66坪)
仕様/低炭素住宅・BELS☆☆☆☆☆

外観

私道の一番奥に設計した、片流れの屋根と外壁のレッドシダーがポイントの2階建て住宅。バルコニーの床にFRP製グレーチングを採用することで、中庭に光と風を通します。

玄関

タモの集成材でシンプルに仕上げた造作の玄関収納。無駄なものを排除した見た目と、使い勝手にこだわりました。シューズクローゼットの上は棚としてもお使いいただけます。

吹き抜け

リビングの上部を吹き抜けとすることで、自然光を1階まで届けることが可能になります。壁に反射した柔らかい光が、暮らしに明るさをもたらしてくれます。

中庭

イペのウッドデッキを床に敷き詰めた中庭は、室内の床の高さと揃えたバリアフリー設計に。壁面に設けたスリットから採り入れた風がグレーチングを通過して、2階バルコニーに抜けるようデザインしました。また、電源と水道を設けて使い勝手にも配慮しました。

LDK

わずか7.6坪のスペースのなかに浴室、洗面、トイレ、LDKを含みながら、開放的な空間を実現しました。吹き抜けからの光と中庭からの風によって、暗くなりがちな1階エリアを心地良い空間に変えている点が特徴です。床は埃や髪の毛が目立ちづらいオークの無垢材を選びました。明るすぎず、暗すぎず、落ち着いたインテリアに。

カウンター

洗面スペース一体型の造作カウンター収納は、階段下も無駄なく使えるようにデザインしました。カウンターの天板は日常使う電化製品を置いても余裕があるように、ゆとりをもった奥行きに。洗面エリアの周囲に採用した波型のタイルは、形もさることながら、一つひとつ微妙に異なるブルーが印象的です。

洋室

内窓を通じて吹き抜けからの自然な光が差し込む洋室。十分な収納量を備えて、スッキリと暮らせるデザインを目指しました。壁の一部にアクセントクロスを用いるなど、遊び心も忘れていません。

ロフト

片流れ屋根の形状を利用したロフト空間。床には贅沢に無垢材を使用しました。ロフトの下は1階に続く吹き抜け空間となっています。

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