【東京都大田区|16坪】ビルトインガレージを備えた3階建てゼロエネルギーハウス

東京都大田区/H様邸

日当たりの良い16坪の敷地を見つけたオーナーご家族。コンパクトでも心地よくエコな暮らしを実現したZEH(ゼロエネルギー住宅)を叶えました。

2023年
東京都大田区
工法/木造軸組工法
総建築費/非公開
建築面積/38.11㎡(11.52坪)
仕様/ZEH・低炭素住宅・BELS☆☆☆☆☆・耐震等級3

塗り壁と天然木パネルを組み合わせた外観デザイン

外観はモノトーンの塗り壁に天然木パネルをアクセントに加えた、個性的な印象に仕上げました。世界ナンバー1のシェアを誇る塗り壁材「sto」を採用し、目地のない美しい仕上がりによって優れたメンテナンス性も確保しています。天然木パネルは経年によって味わいが深まっていく様子を楽しめるウィルウォールをセレクト。オーナーご家族のリクエストで、愛車を雨風から守るガレージスペースも確保しました。

雨の日でも安心設計な玄関スペース

外壁よりも内側に設けた玄関スペースは、雨の日でも安心な設計に。耐力壁の一部を収納スペースとして活用。造作の吊り戸棚を設置し、使い勝手にもこだわりました。こちらも雨に当たりづらいレイアウトとなっています。傘を掛けておけるフックも備えました。

開放感と使い勝手を意識したエントランス

玄関ドアを開けた先に広がるエントランスは、抜け感と実用性を両立したスペースとなっています。2階に上がるスリット階段は、蹴込みを省略し、側面をアイアンで吊ることによって視覚的な広がりを感じられるようデザインしました。これにより、光や風が抜ける心地よい空間を実現しています。また、造作のシューズボックスや可動棚を備えたクローゼットを設計し、スッキリと暮らせるように配慮している点もポイントの一つ。

モダンなイメージを実現した和室

エントランスを進んだ奥には、WIC(ウォークインクローゼット)を備えた和室をレイアウトしました。スッキリとしたシンプルな空間を目指し、フチの無い目積畳をチョイス。収納扉の高さや窓の配置などにもこだわり、スッキリとしたデザインになっています。

毎日使う洗面台は造作で愛着の湧くデザインに

1階廊下に設けた独立型の洗面スペースは、家族もゲストも利用できるパブリックなエリアとして活躍します。毎日使うスペースだからこそ愛着の湧くデザインになるよう、お好みのボウルや水栓金具、タイルを組み合わせた造作仕様に。トイレもコンパクトなスペースに対して無駄なくレイアウトし、造作の棚など使い勝手にもこだわりました。

造作洗面台で充実機能のサニタリーを実現

1階廊下の洗面台と同様に、洗面脱衣室も造作の洗面台によって個性的な空間に仕上げました。壁の一部を小物などが置けるニッチスペースとしてデザインし、収納にも配慮。また、洗面台の裏はキッチンスペースとなっており、冷蔵庫を収めるために、あえて洗面台は手前に来るよう設計しています。そして、造作洗面台をセレクトしたもう一つの理由が、洗濯乾燥の強い味方「乾太くん」がピッタリと収まるようなレイアウトを実現するため。壁の凹凸を活かしながら、すべての機能を諦めずにスッキリとした空間を叶えています。ユニットバスはシンプルなモノトーンカラーを採用しました。

明るく清潔感に満ちたキッチン

キッチンは奥様の希望で、明るい空間になるよう天窓(トップライト)を備えました。キッチンの面材をはじめ、レンジフード、壁、天井は「白」を基調としたカラーコーディネートで、より光が反射してキッチン全体が明るくなるよう工夫しています。

開放感と収納力が特徴のダイニングエリア

ダイニングの一角に、パントリー代わりとなる収納スペースを設計。電子レンジや炊飯器などの調理家電や食器、食材ストックなどを収めることができる大容量のストレージとなっています。透過性のあるクローゼットドアを備えているため、ここからも光を採り入れることができます。また、天井を高く感じられる空間を意識して、梁を見せる仕上げにしました。床はオークの無垢材を採用し、北欧風のインテリアにコーディネートしている点も特徴です。

インテリアを邪魔しないフラットデザインのフロアコンセント

ダイニングの近くに設けたフロアコンセントは、インテリアの邪魔にならないようなデザインを追求して、無垢床の一部を加工したオリジナル仕様に。普段、コンセントを使わない時にはフラットな状態を保つことができます。

外の景色と繋がるヌックスペース

出窓にベンチを組み合わせたヌックスペースは、オーナーご家族が家づくりで叶えたかったリクエストの一つ。休日にこのベンチに腰掛けながら、時間を忘れて外の景色を眺める時間は、最高の贅沢かもしれません。リビングの一部として人が集まる空間としても◎。

わずかな空間を活用したワークスペース

TVボードの裏側には1畳ほどのワークスペースを造作しました。造作のカウンターを備えているため、リモートワークや自習室として家族みんなで使えるユーティリティスペースです。カウンター上部には、可動式の棚を設計しました。また、TVボード上部には間接照明と植栽が収まるポケットをデザインしている点がポイントです。

スムーズな生活動線の中心となるLDK

LDKはオークの無垢材を床に採用した北欧風のインテリアで仕上げています。LDKを中心にキッチンや洗面脱衣室、小上がり和室など各スペースへアクセスしやすいレイアウトに設計することで、スムーズな生活動線を実現しています。

リビング学習に最適な小上がり和室

LDKの一角に設けた小上がり和室は、腰を下ろしたり、寝転んだりできるリラックススペースです。また、スタディカウンターや書棚を併設しているため、学習スペースとしても活用できます。なお、畳の下はすべて収納となっているため、居住スペースにモノが散らからないよう暮らし方にも配慮した設計となっております。

視覚的な抜け感を創造した階段

2階から3階につながる階段は、蹴込みを省略し、壁の代わりに飾り棚を設けることで、視覚的な抜け感のあるデザインになっています。これにより階段室の窓から差し込む光がLDKに届き、空間全体が明るくなるという効果もあります。また、1段目の下はロボット掃除機の基地になるよう開口している点が特徴です。

明るさと広がりを叶えた子ども部屋

洋室はお子さまの好みに合わせたインテリアコーディネートで仕上げました。白を基調とした明るい色使いに、淡いピンクのアクセントクロスで遊び心を表現した空間に。また、オープンタイプのクローゼットにすることで、圧迫感を軽減し、広がりを感じられる点にもこだわりました。

【狭小住宅ルームツアー】わずか11坪で叶えた、3階建てビルトインガレージ|敷地16坪

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