敷地20坪で叶えた吹き抜けのある3階建てW断熱住宅

2018年
江戸川区小松川
工法/木造軸組工法
総建築費/3,350万円(税抜)
建築面積/44.79㎡(13.57坪)
仕様/長期優良住宅

撥水作用を持った塗り壁に天然木が映える外壁

ベースとなる外断熱材「EPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム)」に、世界シェアNo.1を誇る「sto」社の塗り壁材で仕上げた外壁。落ち着いたブラックカラーがシャープな印象を醸し出します。一部、アクセントに天然木(レッドシダー)を採用することで、単調にならないように注意しました。アウトラインをキューブ型にすることで、時代や流行に左右されないタイムレスなデザインを実現しています。

ゆとりある空間が家族とゲストを迎える5畳の玄関

玄関は開放的な空間を確保することで、「靴を脱ぎ履きするだけの場所」という従来の価値にプラスして、「家族やゲストのコミュニケーションの場」としての役割も生まれました。奥にはウォークインタイプの収納も備えているため、家族全員分の靴はもちろん、ベビーカーやアウトドアグッズなどもスッキリと収めることができます。階段下のデッドスペースも有効活用している点が特徴です。

自然光が差し込む造作洗面室

既製品とオーダー品を上手に組み合わせた洗面化粧台は、機能性・デザイン性どちらも満たしたオリジナル仕様。収納と照明機能を持つ三面鏡、お気に入りのヘキサゴンタイル(六角形)、お手入れしやすいボウル&カウンター、棚板の高さを自由に変えられる収納など、オーナーのこだわりをカタチにしました。また化粧台の上にFIX窓を設けることで、自然な光を採り入れる設計となっています。下は収納を浮かせたデザインにすることで圧迫感を軽減し、空間を広く見せる工夫をしています。一日の疲れを洗い流すバスルームは、木目調のパネルをチョイスし、視覚からも安らぎを感じられる空間が生まれました。

家事を集約してスムーズな動線を叶えたキッチン

ウォールナットの無垢床に映える、清潔感のある白いキッチンと背面のカップボード。ブラックのハンドル(取っ手)がアクセントになっています。カップボードの一部には名古屋モザイク「サテリッティ」を採用。普段、忙しい奥様の家事動線を少しでも効率的にするため、キッチンの奥に洗濯機と乾燥機を配置しました。家事を集約することでそれぞれの作業にあたる移動時間を短縮し、家族の顔を見ながら作業を楽しめるレイアウトが特徴です。

ご主人様念願の眺望が叶ったダイニングスペース

この住宅にとってダイニングスペースは特別な場を意味しています。それは、オーナーのご主人様がダイニングに腰かけた際に、キッチン、リビング、大好きなお酒のボトルラックを一望できるような間取りを設計したからです。家族の様子や自身のコレクションがひとつの視界に収まる瞬間を夢見て、家づくりが始まりました。ダイニングの背面には、パソコン作業に集中できる引き出しを備えたスタディカウンターを設けました。造作のボトルラックは背面に鏡を備えることで、瓶やグラスのボリュームアップ効果を狙っています。

「アイデア×デザイン×手仕事」で実現した寛ぎのリビング

リビングスペースは二段上がったスキップフロア(ステップの下にお掃除ロボットの基地を設計)で構成されています。ダイニングやキッチンとのつながりを大切にしつつ、緩やかにゾーニングしている点が特徴です。オリジナルのテレビボードは、前面をエコカラットで仕上げて高級感を演出。また、上下を空けた(テレビボードが浮いているように見える)デザインにすることで開放感が生まれました。背面には、AV機器やDVD・BDなどのメディアを収められるように、両サイドからアクセスできる棚を設置。モノをすべて隠すことで、スッキリとした暮らしが実現。階段室との仕切り壁を縦の格子にして抜け感も大切にしています。スキップフロア、テレビボード、縦格子など、すべて「アイデア×デザイン×手仕事」によって可能にしました。

家庭に「明るさ」と「繋がり」をもたらす3帖の吹き抜け

家の中心に設計したおよそ3帖の吹き抜け空間は、LDKを明るく照らすと同時に、上下階の「つながり」を生み出す大切な役割を担っています。このため日中は天気に関係なく、ほとんど照明を使わなくても過ごすことができるため、省エネルギーに大きく貢献します。また、2階のLDKと3階の子ども部屋が吹き抜けを通じてつながることで、同じ空間にいなくても常に家族の気配を感じながら安心して生活することが可能になりました。

子どものオモチャから季節アイテムまで、軽々と収納可能な蔵スペース

車庫の上部とスキップフロアで上がったリビングの間に生まれた中間層を、収納スペースとして活用。この空間の床にも、贅沢にオークの無垢材を採用しました。普段使わない季節限定アイテムの収納や、お子さまのためのキッズスペースとしてなど、多目的に使えるところも嬉しいですね。

ウォークインクローゼットを備えた子ども部屋

将来の子ども部屋になる空間を3階にレイアウト。必ずLDKを通って3階へと上がっていくため、毎回、家族が顔を合わせられる点に配慮しました。一部屋はウォークインクローゼットを備え、大切な洋服やアイテムが取り出しやすいい空間に。もう一方の洋室は、勾配天井を活かした伸びやかなスペースに。バルコニーに出れば、そこには絶景が広がります。

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