『ピターッと、収める』

どうも、熊倉です。自宅の紹介シリーズ第4弾。今回は、『造作収納』についてお届けいたします。

コンダクターとして、日々の業務の中に『図面を引く』作業があります。平面図などの意匠図面、設備図、パース等々。その中でも作成していて楽しく、気分が上がるのが『造作図面、詳細図』です。造作図面は、食器を収納するカップボードやテレビボード、お酒を飾るためのボトルラックなど主に家具がメインとなっています。詳細図は部分的な納まりを詳細に書くことが多いです。細部まで納まりを考えラフに下書きをして、いざ本番です。思っていた通りにいかない事もありますが、完成をイメージしながら手を動かしていると新しいアイデアが浮かんできたりする事もあります。

考えていた通りに図面が出来上がり、狙った通りにカタチとなって完成し、お客様に喜んでもらえると、これがとびきりに嬉しいのです。まさに図面を引く作業をする私にとっての醍醐味と言えます。  そんな私が図面を引く際、特にこだわっていることがあります。それは、物をしまうにしても、ディスプレイとして飾るにしても『ピッタリ納めたい』という思いです。自宅の収納部分にそれが表れています。扉で見えなくするのはあまり好きではないのですが、見えすぎるのもあまり好きではないので(どっちやねん!)、既製の箱の寸法に合わせて空間をつくり、そこに箱をピッタリ納めています。見た目もスッキリして納めるときも気持ちがよくて、きちんと元に戻すことがクセになります(笑)。

使いたい箱や納める物の寸法が分かればそれに合わせて調整をすればよいので難しいことではありません。デザインされている箱であればピッタリ納まっているほうが見た目も、より“様”になりますし、同じ寸法同士なら入れ替えることもできるので気分転換もできて楽しめます。そんな事が出来るのも『造作ならでは』。ただ、時に、攻めすぎて納めたいグラスが入らなかった失敗談もありますので、こだわる思いは“ほどほど”にしております……。

こんな話に共感してくださる方がいましたら1㎜単位で設計しますので是非ご相談ください!
『ピターーっと納めて』、魅せましょう。

 

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