アースの家の標準性能「耐震等級3」「HEAT20 G2」とは?

2023.06.18

こちらの記事では、わたしたちアースが建てる住宅の標準性能のうち、「耐震等級3」と「HEAT20 G2」についてご紹介しています。ぜひ皆さまの家づくりの参考にしてみてください。

目次

建築会社選びの指標として、性能に注目する

家づくりのパートナーを探すために、多くの建築会社を比較すると、それぞれ標準や推奨している性能に違いがあることに気が付くでしょう。建築会社ごとに性能が異なるため、単純比較しづらいという点を加味したとしても、各社がどのような性能の住宅を建てているかを知っておくとパートナー選びがスムーズになります。

アースの標準性能①「耐震等級3」とは?

地震に対する建物の強さを表す指標として「耐震等級」があります。1から3までの等級に分かれていて、値が大きくなるほど強度に優れていることを表しています。現在の建築基準法では、耐震等級1未満の建物を新築することはできず、どんな建物でも等級1以上になっている点が特徴です。それぞれの耐震等級の特徴をみてみましょう。

◎耐震等級1=数百年に一度の頻度で発生する地震に対して、建物が倒壊しない強度

◎耐震等級2=耐震等級1の1.25倍の耐震性能を持ち、長期優良住宅の認定条件にもなっています。災害時の避難所として指定されている病院や学校の耐震性に匹敵します。

◎耐震等級3=耐震等級1の1.5倍の耐震性能を持ち、防災の拠点となる消防署や警察署などの耐震性に匹敵します。

わたしたちアースの家づくりでは、標準で最高等級3を取得しています。また、等級3を取得しておくと、地震保険の保険料が50%引きになるなど、金銭的なメリットもあります。検討段階から耐震等級にも注目して家づくりを進めていただくことを、強くオススメします。(※防火地域で建てる耐火建築物の場合、建物の重量増に伴い、耐震等級3が確保できないケースもございます)

アースの標準性能②「HEAT20 G2」とは?

「一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」(略称、HEAT20)は、低環境負荷・安心安全・高品質な住宅・建築の実現のため、主として居住空間の温熱環境・エネルギー性能、建築耐久性の観点から、外皮技術をはじめとする設計・技術に関する調査研究・技術開発と普及定着を図ることを目的として2020年に設立されました。住宅や建築の温熱環境における専門家で構成され、研究を通じて外皮性能の設計と検証、そして断熱性能の推奨水準を普及する活動をおこなっており、グレード分けされた水準はG1やG2といったレベルで表現されています。

わたしたちアースの建てる住宅ではこのG2グレードを標準性能としており、外皮性能が非常に優れ、真冬でも室内温度が一定水準を下回らないという性能を担保しています。これまで、さまざまな省エネ基準が設けられてきましたが、G2グレードはその頂点に位置するレベル。これに該当するかどうかは、UA値という基準値が設けられていて、0.46という値を下回る必要がありますが、アースの標準仕様ではこのUA値が0.43~0.46となっています。

UA値(外皮平均熱貫流率)とは、換気の熱損失を除いた熱損失量を、床面積ではなく床、壁、天井、開口部の面積の合計で割った値。簡単に言うと、外皮(壁、窓、天井、床)全体からの熱の逃げにくさを表す値で、低い方が高性能を意味しています。

高性能の秘密は、内と外のダブル断熱

わたしたちがデザインする住宅はG2グレードを標準とするために、躯体内部に断熱材を充填する充填断熱に加えて、木造躯体の外側から断熱材で隙間なく覆う外張り断熱を組み合わせた、内と外のダブル断熱を採用しております。優れた断熱性能を確保することで、「夏は涼しく、冬は暖かい暮らし」を叶えることができます。

まとめ

今回は、わたしたちアースの主な標準性能についてご紹介させていただきました。耐震と断熱は後から簡単に交換ができない項目となりますので、家づくりの前にはしっかりと検討をしておきたいところです。家づくりをご検討中の際は、まずはアースにご相談ください。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう!

アースの最新の話題を
お届けします。

関連おすすめコラム

簡単・無料資料請求