世の中はまだまだ予断を許すことなく、周囲では感染の話が。いつまで続くのか分からないことへの心配より、この環境をいかに乗り越えるかに注力して過ごしていきたいと思います。
春から働き方のスタイルをガラッと変えた新オフィス。個人の机を廃止したフリーアドレス化やペーパーレス化など、働く環境を変えるべく一大プロジェクトとして密かに進行していました。工事期間中は、各々自宅やセレクトショップで仕事を行いました。これまでも他のスタッフがテレワークをする中、堂々の出社三昧だった自分がテレワークをするなんて、到底無理だと思っていましたが、自宅で仕事をせざるを得ないし、この先、定位置が無くなる事に対応する為にもラップトップ機に変更。途端に、持ち運びが自由になり、自宅のネット環境も若干のセットアップだけで整備完了。あれこれいう暇もなく、晴れてテレワーク環境が整いました。やり始めて分かったのですが、作業する環境は大事ですね。ちょっとした作業用カウンターをワークスペースにしたのですが、椅子を置ける高さではないので床に座って作業。さすがに長時間となると、辛いです。椅子を置いて作業できるスペースは、子供達の勉強用として占領されているので割って入る事は不可ですし、リビングにつながる吹抜けに面しているので子供達が帰ってくると戦場と化します。お客様のご要望にある『テレワーク用の個室が欲しい』との声、深く頷けます。テレワークという新しい働き方が我が身に一気に浸透し定着した今、仕事は会社に出社してするものという概念が無くなりつつあるように感じます。古き良き物を継承しつつ新しい物を取り込みながら進化と変化をしていく温故知新の精神で、新しくなったオフィスから『こんな暮らしがあったんだ。』を、生み出して行きたいですね。