どうも熊倉です。令和初のお正月が過ぎ、はや3か月。暖冬のせいか例年よりも春の気配を早々に感じられる陽気に。と、同時に花粉の季節もスタート……。どうか控え目でありますように。
さて、私の人生を豊かにしている物のひとつに、お酒があります。呑めるようになった頃は、ビールひと筋でしたが、年齢を重ねるごとに呑める種類が増えてきて、いまではビール、日本酒、焼酎、泡盛、ウイスキー、ワインとフルコース。他にも呑んでみたいジャンルのお酒もたくさんあって、どこかのお店での出会いを楽しみにしています。
そんなお酒との付き合い方で、とある自分ルールがあります。それが『グラス(器)で呑む』です。特に自宅で呑む際はどんなお酒であってもグラスに注ぎます。『洗い物が増えるじゃん』って声が聞こえてきそうですが、洗うのは自分でやっているので我が家では問題なく楽しめます。友人宅での会食や、BBQの時なんかは、洗い物が増えるので缶のままいきますが、やっぱり注ぎたい。
グラスに移す一番のメリットが『香り』と『色』。種類に合わせてグラスを変えていますが、やっぱり香りがグッと良くなります。香りを楽しみたいものは口がすぼまった形状のグラスを選んだり、同じお酒でもグラスを変えることで香りの感じ方が違ったりもするので、そんな変化も楽しみ方の一つになっています。日本酒を燗したときは御猪口よりも平杯の方が香りが良くなると、行きつけのお店の人から教わったり、外でいただくお酒も格別なひとときです。また、お酒の色味もグラスに注がないと分からないですし、ウイスキーの樽の違いからくる色の変化は、呑みながら楽しめるひとつになっています。
グラス自体へのこだわりは極力『薄い』ものを選んでいます。チカラを入れ過ぎて、パリっと割ったこともしばしば(涙)。でも薄い方が口に触れた時の印象が柔らかく、お酒だけがスッと入って来るので薄い物を使っています。同じ『呑む』にしてもちょっと変化を加えることで楽しみ方はとても広がります。こんな気持ちが分かる方、ぜひとも続けてください! ちょっと分からないと思った方、ぜひやってみてください! 面白いと思ったらハマりますよ。ではまた。