ずっと使い続けるもの

こんにちは、露木です。突然ですが、皆さんは買い物をする時、どのような買い方をされていますか? 迷われますか? それとも、すぐに決断しますか? 私は、迷いに迷って気に入ったものに出会えるまで、ひたすら迷い続けます。そして、ようやく出会えたお気に入りは、色違いで揃えたり、サヨナラするのが切なくなるくらい最後の最後まで大切に使い続けます。

今回は、そんな私のお気に入りの中のお気に入り、「アルネ・ヤコブセン」についてご紹介いたします。 彼は、建築・家具・食器・カトラリー・照明・テキストデザインなど、暮らしのあらゆるモノに関わった建築家、デザイナーです。1971年に61歳の若さでこの世を去りましたが、当時、新素材だった成形合板・スチールなどを活かした作品でデンマークに新しいモダンスタイルを確立する先駆者となりました。目覚まし時計ひとつをあげてもデザインだけでなく、音も聞こえやすかったり、暗くても見えるようにライトが仕込まれていたり、ボタンを押すときの感触にもこだわっていて、機能美とフォルムの美しさ、そして心地よい使用感、どこをとりあげても彼のぬくもりある美しいデザインは、没後約50年経った今でも人気は衰えることなく、多くのファンに愛用され続けています。

「多少値段が高くても、お気に入りの物を選びたい」「デザイナーの背景やこだわりが見えると、使うたびに嬉しくなる」「物を購入するというよりは、デザイナーのこだわりや、買い物をした時の接客のあり方など、思い出や体験も一緒に購入する」そういうデザイナーやメーカーに出逢えた時の喜びを大切にしたいので、私はこれからも迷って迷って、色んなアンテナを張り続けていられる自分自身で在りたいと思います。彼の作品は、弊社でも取り扱っている『フリッツ・ハンセン』にてラインナップされています。特に、照明はオススメ! ぜひ一度、手に取ってみてください。

 

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