築35年マンションリノベーション
東京都江戸川区清新町/Y様邸
段差を生かした書斎が特徴的なマンションリノベーション
2019年
建物/マンション
市区町村/東京都江戸川区清新町
施工価格/非公開
施工箇所/全面改装
占有面積/87㎡
1.【7/1】
解体工事が始まりました。じつは、初回のお打ち合わせからこの解体工事を迎えるまでに、様々な問題をクリアする必要がありました。ようやく着工を迎え、ホッとする反面、いよいよここから本格的にオーナー様の想いをカタチにするべく、身を引き締めてまいります。
2.【7/4】
解体に要した日数は4日間。無事に終わっております。解体途中にセキュリティ、防災器具を一旦撤去しました。
3.【7/8】
水道工事がスタート。室内の給水・給湯管を鉛管から架橋ポリエチレン管へと交換しています。
4.【7/8】
室内の管は全て交換しました。
5.【7/8】
管が集中しているこのエリアには、洗面所・洗濯機・電気温水器・バスルーム・トイレが入ります。
6.【7/8】
こちらは、キッチンの給排水管。オレンジの管にはお湯、ブルーには水が通ります。塩ビ管は排水用で、途中に細くまっすぐ立ち上がっている管は、食洗器の排水管になります。大工さんは、墨付け作業をしています。部屋の間仕切り、補強ポイントなどを打ち合わせしたのち、墨(目印)をつけていきます。工事を進める上で、一番重要な作業と言っても過言ではありません。
7.【7/10】
大工さんが担当する「木工事」が始まりました。墨付けが終わり、間仕切り壁の造作工事へと進んでいます。
8.【7/10】
配線がひしめき合うこの部分は、洗面・お風呂・トイレなど水まわりの各スペースを仕切るところになります。
9.【7/10】
洋室が2部屋に間仕切られました。
10.【7/10】
洋室からキッチンを眺めた様子です。実際には、石膏ボードが張られると、壁の向こう側は見えなくなります。工事中の今だけ楽しめる光景です。
11.【7/12】
寝室の天井下地となる野縁(のぶち)が組まれています。あわせて、各部屋の壁の下地もできてきました。外部に面する壁には、このあと断熱材を充填していきます。
12.【7/12】
こちらは、寝室・書斎の壁下地です。
13.【7/12】
リビング天井の野縁が組まれました。まだキッチンの壁ができていないので、玄関ホールまで見えている状態です。
14.【7/20】
野縁組(天井下地)から梁の下地を(木が格子状になっている部分です)つくりました。
15.【7/20】
梁の部分下地を造作しています。
16.【7/20】
洋室2部屋の床が張られました。オークの突板(遮音レベル40)を採用しております。オークの年輪がくっきりと出て、とてもいい雰囲気です。
17.【7/20】
本日はオーナー様と現場にて、お打ち合わせ。座るところがないので、当社からアウトドア用品(スノーピークのFDチェアワイド)を持参しました。
最初は「暑いなぁ」という感じがしましたが、窓を開けると心地よい風が入ってきて、夏の暮らしの1シーンを体感できるお打ち合わせとなりました。ありがとうございました。
18.【7/24】
こちらは玄関の床下地になります。
垂木(たるき)という木材を使って、廊下の床下地をつくります。
19.【7/24】
垂木の上に、パーティクルボードという床の下地材を張っていきます。
20.【7/24】
こちらは廊下の眺めです。パイプスペースがキッチンの方まで横断しています。床を上げる必要があるのは、この排水のスペースを確保するためです。
21.【7/24】
パーティクルボードの上に捨てばり合板(節が所々ある板)を張っていきます。これで床がしっかりと補強されるのです。「パーティクルボード→捨てばり合板→フローリング」という3層構造になります。
22.【7/24】
廊下の下地がほぼ完成しました。
23.【7/24】
外壁面に接するところには、断熱材“ネオマフォーム”が張られました。さらに、サッシにはインプラスも取り付けることで、断熱性能が格段に向上します。
24.【8/1】
リビングの天井に断熱材“セルロースファイバー”が充填されました。こちらは遮音にも効果的で、上階からの生活音を軽減してくれます。
25.【8/1】
リビングだけでなく、各部屋の天井にもセルロースファイバーを充填していきます。
26.【8/1】
廊下のフローリングが張られています。落ち着いた色味が素敵ですね。
27.【8/1】
リビングのフローリングも張られ、いよいよ完成のイメージが見えてきました。
28.【8/7】
まだまだ工事は続くため、張り終えたフローリングを傷つけないように一旦、養生をします。
29.【8/7】
断熱材がむき出しだった壁に、石膏ボードが張っています。下地工事の進行にあわせて、クロス(壁紙)を貼る準備を着々と進めています。
30.【8/19】
キッチンと廊下の天井下地が仕上がりました。キッチンのレンジフードは廊下の天井を経由して、バルコニーへと排気するルートを確保。
31.【8/19】
トイレの扉枠を取り付けました。
32.【8/19】
造作のテレビ台が組み上がりました。あわせてリビングと洋室を仕切る壁の下地もできています。
33.【8/19】
洗面脱衣室の収納にあたる部分の扉枠を取り付けました。収納の内側には、分電盤が納められます。
34.【8/27】
書斎に造作する小上がりの下地ができてきました。あえて段差をつくることで、空間のゾーニング効果を狙っています。
また、床下には相当量の収納を設けました。来客用布団や季節家電など、使用頻度の低いアイテムはこの中に収納すると良さそうです。
仕上がりが楽しみです。
35.【9/3】
書斎のワークカウンターと棚板を設置しました。
36.【9/3】
カウンター材は横から見ると、このように薄くなっているのがわかります。これは正面から見た時に、薄くシャープに見えるようにデザインされているためです。デザイナーと大工の細かいこだわりですが、この積み重ねが仕上がりに大きく影響してきます。
37.【11/14】
書斎
クロス完了です。
38.【11/14】
洋室
収納棚、クロス
39.【11/14】
造作玄関収納
40.【11/14】
洋室
クロス完了
41.【11/14】
リビング内装完了
42.【11/14】
書斎
造作建具完了
43.【11/14】
廊下クロス完了
44.【11/14】
キッチンタイル完了
45.【11/14】
テレビ台の壁タイル完了
46.【11/14】
玄関ホール床タイル 完了です。
47.【11/14】
完成写真です。
48.【11/14】
書斎完成写真