【葛飾区|築17年戸建て】ネコ6匹と快適に暮らすリノベーション

東京都葛飾区西水元

お子さまの成長にあわせて独立した子供部屋を確保したい、という想いからリノベーションを決意されたオーナーご家族。大切な家族の一員でもある6匹の猫にとっても快適な暮らしになるよう、家全体の空間を刷新することに。

2021年
建物/戸建て(築17年)
市区町村/東京都葛飾区西水元
施工価格/1,430万円(税抜)
施工箇所/全面改装
工期/3か月
延床面積/70.79㎡(21.45坪)

Before

築年数はそれほど経っていませんでしたが、成長した子どもたちとともに生活するには、何かと不便な点が気になり始めたリノベーション前のご自宅。レイアウトや間仕切りを大きく変化させることで、新たな暮らし方をご提案させていただきました。

風景に溶け込みながらシャープな印象へと変化した外観

外観イメージは既存の住宅から、印象を大きく変えることに。ダークグレーの塗り壁と鮮やかな木目のパネルを組み合わせたシャープな印象に仕上げました。周囲との関係性も意識し、個性的でありながら、風景に溶け込むデザインになっています。窓の形状や位置も変更し、意匠性やプライバシーの確保も実現しました。

広々と使える工夫を凝らしたエントランス

玄関扉は、開き戸から引き戸へと変更し、使い勝手が向上。玄関を入った左手には大きなシューズボックスを設け、靴が散らからないように配慮。玄関框(かまち)は斜めに設計することで、靴を脱ぎ履きするスペースが広がるようにデザインしました。

LDKがシームレスにつながる動線デザイン

従来のL型からI型へとレイアウト変更したキッチンを中心に、ダイニングとリビングがスムーズにつながる動線をデザインしました。愛猫を含めた家族同士のコミュニケーションが生まれやすい間取りが生まれました。

ほどよい「籠り感」を叶えたリビング

造作の小上がりソファと格子によって、心地よい「籠り感」を演出したリビングスペース。ダイニングやキッチンとつながりながら、玄関からは見えないようにレイアウトし、プライバシーを意識したつくりに。TVボードや飾り棚など、造り付け家具によって省スペースながら使い勝手のよい空間に仕上げています。

収納スペースは無駄なく活用

小上がりソファは、座面の下やサイドの板の間部分を収納として設計。無駄のない収納計画をすることで、居住空間にモノが散らばらない暮らしをご提案させていただきました。収納の蓋となる天板は、床材に合わせてオークの無垢材を採用し、統一感のある仕上がりに。

キッチンまわりには使い勝手の良い造作収納を

何かとモノが増えがちなキッチンまわりは、空間にあわせた造作収納を設け、見た目にこだわりました。あえて収納の上部と下部に空間をつくることで、抜け感が生まれ、広がりを感じられる設計になっている点がポイントです。また、調理家電を収納できる棚はスライド式とし、使い勝手の良さにも配慮しました。

シンプルかつ個性的に仕上げた水まわり空間

造作の洗面化粧台はお気に入りのボウルやタイルを組み合わせたオリジナル。毎日使うものだからこそ、気分が上がる「ジブン」仕様に。また、鏡や収納棚はシンプルな仕上げとすることで、コストダウンも実現。トイレもシンプルにデザインしました。

スッキリとしたインテリアが特徴の洋室

落ち着いた色でコーディネートした2階の洋室。ウォークインクローゼットを備え、収納計画にも気を配りました。TVは壁掛けにし、スタディカウンターも壁のなかに埋め込むことで、スッキリとしたインテリアでありながら必要十分な機能を備えた空間となっています。

可変性に優れたウォークインクローゼット

壁付けの店舗用金物を使った可動収納が特長のウォークインクローゼット。収納するアイテムのサイズに合わせて、自在に棚板の高さを変更できるため、より効率的な収納を実現します。

もともと収納だった空間をワークスペースに

洋室の一角にあった収納空間を、ワークスペースへと再生。凹んだ壁の中にスタディカウンターを設けることで、無駄のないデザインとなっています。インテリアは、集中力が高まるよう、落ち着いたカラーで統一しました。

小さな家族のための通り道も

各部屋と廊下をつなぐ壁には、小さな家族のための秘密の通り道を設計。自由に各フロアを行き来できるようになり、愛猫もストレスフリーな暮らしになりました。

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