築50年戸建て二世帯住宅リノベーション

東京都北区/M様邸

転勤の多いお仕事をされているご主人の異動が落ち着いたことを機に、ご高齢のお母さまが一人で暮らされていたお住まいをリノベーションし、同居されることを決意されたオーナーご家族。安心して快適に暮らせるよう、耐震補強・断熱性能向上をおこない、築50年の戸建てが新築以上に魅力的な住まいに生まれ変わりました。

2019年
建物/戸建て(築50年)
市区町村/東京都北区
施工価格/非公開
施工箇所/全面改装
工期/3か月
延床面積/85.8㎡(26.0坪)

Before

築50年のあいだに部分的なリフォームを繰り返してきた戸建て住宅。今回のリノベーションで、見た目も間取りも大胆に生まれ変わる計画を立てました。その際、オーナーが懸念されていた耐震補強や断熱性能の向上も積極的におこない、新築と変わらない性能値まで引き上げることを目指しました。

シンプルながら一度見たら忘れない印象的な外観

「切妻の屋根、サイディングの外壁」から「片流れの屋根、塗り壁」へと大胆に変化させた外回り。世界シェアNo.1を誇る外壁材『sto』を使い、デザイン性・メンテナンス性に優れた住宅へと生まれ変わりました。チャネルオリジナルの外壁用天然木パネル『ウィルウォール』のベベルクリアを、外壁のアクセントに採用している点もポイントです。

「隠す」収納でスッキリとした玄関まわり

玄関には下駄箱を設けず、ウォークインタイプのシューズクローゼットを備えました。大容量の収納力を確保しながら、収納自体を隠すことでスッキリとした空間に。ゲストが来た際にも、気兼ねなく通すことができます。

時間を忘れて読書や仕事に没頭できる書斎空間

たくさんの本をお持ちのオーナーのために、書庫とカウンターを備えた書斎を設計しました。時間を忘れて読書や仕事、事務作業に没頭できる空間です。

本棚スペースとして有効活用した階段室

デッドスペースになりがちな階段の壁を本棚として有効利用。棚板の高さを自由に変えられるため、文庫本から雑誌まで様々なサイズの本の収納に対応することができます。

家族の笑顔が生まれる明るいダイニング

バルコニーに続く掃き出し窓と、収納上部に設けたハイサイド窓から、たっぷりと光が注ぎこむ明るいダイニングスペース。床には空間をさらに明るく引き立てるオークの無垢材をセレクトしました。ダイニングからバルコニーを望むと、ちょうど空だけが切り取られるようにデザインし、近隣の建物が気になりづらいよう注意しながら設計をしています。ダイニングの近くに備えた収納は、食材のストック等を保存するパントリーとして、また散らかりがちな書類を収めるストレージとして活用し、スッキリとした空間づくりのために重要な役割を果たします。

キッチン

調理家電を収められる壁付けのキャビネットを備えた、シンプルなキッチンスペース。キッチンとキャビネットの面材を同色に仕上げることで空間全体に統一感が生まれました。ここでもハイサイドに窓を設け、採光の工夫をしています。

造作のTVボードでオリジナルの空間に

造作のTVボードを備えたリビングエリア。TVボードは床から浮かせたデザインにすることで、空間を広く見せる工夫をしています。クリスマスツリーやお雛様など季節の飾り物を置くために、ボードの左側にあえてスペースを設けています。また、ハイサイドに窓を配置することで、高い位置から光を取り込むことができ、壁の反射効果を利用して空間全体を明るく照らす設計となっています。

暮らしに曲線を

ダイニングとリビングを仕切る壁をR(アール)にすることで、動線にゆとりをもたらします。また、視覚的にも空間が広がって見える効果も期待できます。自然界に近い曲線で構成された空間は、人間の五感を刺激します。

お気に入りのタイルで仕上げた造作洗面台

R壁の裏側は洗面脱衣室となっており、造作の化粧台のカウンターを曲線で仕上げています。一見すると簡単そうにみえますが、タイル職人の技術が光る仕上げです。カウンター下の右側半分がオープンになっているのは、奥様がイスに腰かけてお化粧をしたり、洗濯カゴを置くためです。

近隣の視線が気にならない洋室のつくり方

すべての窓をハイサイドに設けることで、採光の確保をしています。加えて、ハイサイドの窓は隣家の窓の高さとずれることで視線が重ならないというメリットもあります。そのため、家具やベッドの配置に自由度が生まれます。

非日常を味わえる大型バルコニー

ダイニングから掃き出しの窓を通じて、心地よい外空間を味わえるバルコニーへと出ることができます。外壁にチャネルオリジナルの天然木パネル『ウィルウォール』を張ることで、非日常的な空間が広がります。洗濯物を干したり、お茶をするにも十分な広さを確保しているため、もう一つのリビングとして活用することもできるでしょう。

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