【東京都渋谷区|15坪】都心で叶えたガレージと屋上のある3階建ての家。(日テレ「突破ファイル」紹介物件)

東京都渋谷区代々木/K様邸

二方の道路に挟まれた15坪の敷地に対して、家族同士が心地よい距離感でつながることのできるレイアウトと、念願だった屋上のある暮らしを叶えました。

2021年
東京都渋谷区代々木
工法/木造軸組工法
総建築費/非公開
建築面積/32.05㎡(9.71坪)
仕様/耐震等級3・低炭素住宅・ZEH Oriented
2023年8月24日(火) 日本テレビ 「THE突破ファイル」にて紹介されます!

塗り壁と天然木を組み合わせた、メンテナンス性に優れた外観デザイン

外壁は世界シェアNo.1を誇る塗り壁材『sto』を左官職人が手塗りで仕上げ、目地のないフラットなデザインを実現。アクセントに天然木のパネルを組み合わせ、スッキリとした印象のなかにしっかりと個性を打ち出した設計に。表面に目地が露出していないため、外壁メンテナンスが一般的な住宅よりも少なくて済む点が特徴です。また、窓の横幅にあわせて天然木パネルを張ることで、サッシの雨垂れによる汚れが目立ちにくくなるよう配慮しました。

屋外と屋内の中間地点となるエントランス

玄関前に備えたエントランスエリアは、屋内でもあり、屋外でもある曖昧なスペースとしてデザインしました。玄関を開けても屋根のある空間になっているため、雨の日など濡れずにいられる屋外スペースとして重宝します。コンセントや水栓も設けてあるため、屋外としてラフな使い方もできる万能スペースです。

手洗いとウォークイン収納を備えた回遊型玄関

玄関エリアはオーナーのこだわりで、ゆとりのある空間として設計。ウイルス対策として手洗いを設け、菌を室内に持ち込ませない工夫をしています。また、コートやジャケットを掛けておけるハンガーラックや、靴の着脱をサポートする収納付きベンチ、さまざまな形状のアイテムを掛けられる有孔ボードなど、収納と使い勝手に関するアイデアを詰め込んだスペースとなっております。あわせて、回遊できる動線をデザインすることで、渋滞しがちな玄関まわりが快適になるよう意識しました。

お子さまの成長にあわせて分割可能な洋室

1階の洋室は、お子さまの成長にあわせて2部屋に分割できるよう設計しています。あらかじめドアを2つ設け、コンセントやエアコンの設置箇所も2部屋になったことを想定した配置に。また、2階のリビングエリアの天井高を確保するため、1階は少し低めの天井設定となっています。少しでも開放的な空間になるよう、梁以外の部分は天井を上げて仕上げました。床材は明るい色味が特徴のメープルの無垢材をセレクトしました。

採光と照明にこだわった明るいリビング

リビングエリアはハイサイド窓からの採光と、間接照明を備えたこだわりの空間に仕上がっています。もっとも家族の滞在時間が長く、ゲストも訪れる空間だからこそ、天井高を上げて開放的なスペースとして設計しました。どんなインテリアにもマッチするオークの床材が、程よく落ち着いた印象を演出します。

機能性と快適性を両立した小上がり和室

畳に腰を下ろしてリラックスできる小上がり和室スペースを、リビングの一部に造作しました。畳の下は引き出し式の収納になっているため、快適性だけでなく機能性も備えています。縁のない目積畳を採用しているため、スッキリとしたモダンな雰囲気に仕上がっている点もポイントです。

背面のオープン収納を備えたキッチンエリア

対面式のキッチンエリアは、背面の造作収納をオープンタイプにすることで、圧迫感のない開放的な空間に仕上げています。キッチンの面材や収納棚はオークの床材に色味を合わせて、空間全体に統一感が出るように配慮。収納の壁紙にグレー色を採用し、より奥行きを感じられるようコーディネートしました。

家族同士のつながりを意識したダイニングスペース

家族や友人と食事を楽しむことのできるダイニングは、リビングやキッチンとのつながりを意識したレイアウトに。空間全体を見渡すことができるため、自然と家族同士のつながりが生まれる設計となっています。照明や給湯のスイッチを集約したニッチスペースを設けるなど、暮らしのシーンを意識した使い勝手にも配慮したデザインが特徴です。

ちょっとした事務仕事や勉強もこなせるワークカウンター

キッチンの背面収納とつながる壁の一部にワークカンターを造作しました。事務仕事や読書、お子さまのスタディスペースなど、さまざまな用途に対応できるマルチな空間として使うことができます。オープン型に仕上げたキッチンの背面収納に対して、ワークカウンターまわりは扉を備えたクローズドな設計に。空間全体が重たくなりすぎないよう、床から浮かせたデザインにしています。

モノトーンでスタイリッシュな印象の男前サニタリー

サニタリーはモノトーンで仕上げた男前な雰囲気のスペースに。モルタル調の天板を採用した造作洗面や、バスルームのドア枠をブラックで引き締めるなど、シンプルかつスタイリッシュなデザインに統一。水に強いフロアタイルはヘリンボーンタイプをチョイスしました。

屋上につながるベッドルーム

3階のベッドルームは造作のカウンターとオープンタイプの造作収納を備えています。床材はオークの無垢材を採用し、グレージュカラーの建具と相性よく仕上げました。屋上には収納を兼ねた造作階段を使ってアクセスすることができます。

ハッチを備えた屋上バルコニー

ベッドルームの造作階段を登ると天井に備えたハッチにアクセスすることができ、そのハッチを開くと屋上バルコニーに出ることができます。周囲の目を気にすることなく、都会の空と存分につながることができる特別な空間です。夏はミニプールやBBQも楽しむことができます。

関連おすすめ建築事例

この記事が気に入ったら
いいね!しよう!

アースの最新の話題を
お届けします。

簡単・無料資料請求