【品川区|12坪】ジャパンディが彩る造作家具と家事動線抜群のコンパクトハウス

東京都品川区/S様邸

延床22坪、敷地18坪という限られた条件の中で、「ジャパンディ(和×北欧)」をキーワードに上質な暮らしを実現した事例です。縦のラインを強調した玄関や、栃の一枚板が主役のLDK、家事負担を軽減する洗面脱線室の収納計画など、アースのノウハウと施主様のこだわりが凝縮。狭小地でも開放感と機能性を両立させる工夫が満載です。

2026年
東京都品川区
工法/木造軸組工法
敷地面積/60.68㎡(約18.36坪)
延床面積/75.99㎡(約22.99坪)
建築面積/41.05㎡(約12.42坪)
階数/2階建て+ロフト
仕様/BELS☆☆☆☆☆・耐震等級3

素材の質感が織りなす、和モダンな佇まい

メインは「soi」のムーンダストを採用し、玄関周りにはオリーブの横引き仕上げでアクセントを添えました 。軒天のベベルサイディングや、既成の受け皿を使わず石を配した植栽エリアが、自然に溶け込む和の雰囲気を演出 。意匠性の高い塗り壁は、年月を経るごとに住まいの深みを増してくれます 。

縦ラインの連続性が生む、和情緒漂う家の顔

格子のベンチやエコカラット、ペンダントライトに「縦のライン」を連続させ、視覚的な統一感とリズムを演出しました 。土間には白い石を厳選した洗い出しを採用し、清潔感を表現 。お子様が靴を履きやすいよう設計された造作ベンチは、実用性とデザイン性を兼ね備えた、住まいの第一印象を決める主役です 。

階段横の余白を活用した植栽スペース

階段の造作と植栽の鉢を一体化させ、室内でありながら石を配した情緒ある植栽エリアを設けています。限られた床面積の中でも、視線が抜ける「余白」をあえて作ることで、1階フロア全体に圧迫感を感じさせない贅沢なゆとりをもたらしました。

R壁の遊び心と、4.5畳の大容量収納

シャープな直線の中に、入り口を「R壁」にすることで空間に柔らかさをプラスしました 。4.5畳の広々とした空間は、衣類だけでなく災害備蓄品も保管できるキャパシティを確保 。あえて扉を設けず、クロスと同色のロールスクリーンで目隠しをする工夫により、圧迫感を抑えながら来客時の視線も賢く遮ります。

限られた広さを活かす、趣味を楽しむ仕掛け

4.5畳の寝室は、パレットを重ねたすのこベッドを採用することで、マットレス下の掃除のしやすさに配慮しました 。ドアの裏側に隠された本棚や、プロジェクター投影用のコンセント配置など、限られた容積の中でも趣味を存分に楽しめる設計 。自分だけの時間をゆったりと過ごせる、落ち着きのある空間です。

階ごとに使い分け。開放感と収納の工夫が光る空間

1階は階段下のデッドスペースを活かし、床を10cm下げることで開放感を確保した「こもり感」のある落ち着いた空間です。対して2階は、LDKの洗練された雰囲気をそのままに、生活感を徹底的に排除。トイレットペーパーなどの備品を壁の裏側に隠せる専用の造作壁を設け、ゲストも心地よく使えるノイズレスなデザインを追求しました。階ごとに役割と意匠を変えることで、住まい全体の完成度を高めています。

機能美とカスタマイズ性を両立した空間

デザイン性とマットな質感が決め手のトクラス製キッチンを採用 。レンジフードはtoolboxを合わせ、すっきりとした印象に仕上げました 。壁面のマグネットパネルは、美観を損なわずにお子様のプリント類を貼れる便利なスペース 。メーカー既製品の自由度を活かし、使い勝手と意匠性を徹底的に追求しています。

栃の一枚板が主役の、本物志向の食卓

一枚板専門店で選び抜いた「栃(トチ)」のテーブルが、空間に圧倒的な存在感を放ちます 。床の色味に合わせた素材選びにより、無垢材の温かみがLDK全体に調和 。ジャパンディスタイルの根幹である「自然素材との融合」を象徴する場所として、日々の食事の時間をより豊かで贅沢なものへと変えてくれます。

17.5畳の広がりと、造作家具の機能美

2階全体をリビングとすることで、17.5畳の開放的な大空間を実現しました 。TVボードは「出窓」のように壁から外へ出すことで、室内への出っ張りを解消し、お子様が走り回れる広さを確保 。植栽スペースにはメンテナンス時だけ開けられる蓋を設けるなど、子育て世帯に嬉しい細やかな配慮が詰まっています。

家族の気配を感じる、1.5畳の特等席

リビングの一角に設けた1.5畳のヌックは、ソファ以外でくつろげる貴重な居場所です 。下部はすべて引き出し収納になっており、お子様のおもちゃもスッキリ片付きます 。視線を少し変えるだけで、同じ空間にいながら「おこもり感」を味わえる、家族みんなが自然と集まりたくなる工夫のひとつです 。

家族の歩みを飾る、暮らしのアーカイブ

階段横の壁面を活用し、マガジンラックや神棚、そしてお子様の作品を飾るための複数のニッチ(飾り棚)を設けました。通るたびに思い出が目に入るこのスペースは、住まいの中心にある小さな美術館のような存在。デッドスペースを「意味のある場所」に変えることで、狭小住宅とは思えないほどの心のゆとりと、家族のコミュニケーションを生み出しています。

140cmの「低さ」が心地よい、多目的隠れ家

7畳のロフト空間は、あえて「低い天井」にすることで、包み込まれるような安心感を演出しました 。造作デスクでの学習や、お子様との遊び場など、多目的に活用可能です 。法規制による140cmという制限を逆手に取り、家族が一番リラックスできる「隠れ家」のような落ち着きある場所に仕上げました。

「動かず完結」を実現した、究極の家事動線

洗面脱衣室では「洗う・拭く・捨てる」をその場で完結できる動線を追求しました。洗濯機横には、乾燥後の衣類をその場で畳み、すぐに収納できる造作カウンターと棚を配置。下着やハンガー収納を最短距離に集約することで、日々の「名もなき家事」の負担を大幅に軽減します。リビングのトーンと合わせた内装で、生活感を感じさせない上質な空間に仕上げました。

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