【東京都墨田区|23坪】子育て夫婦の暮らす、吹き抜けとスキップフロアのある暮らし。

東京都墨田区八広/I様邸

限られた敷地のなかで、吹き抜けやパントリー、ファミリークローゼット、テレワークスペース、バルコニーなどこだわりをすべて叶えた3階建て住宅です。

2022年
東京都墨田区八広
工法/木造軸組工法
総建築費/非公開
建築面積/47.69㎡(14.45坪)
仕様/長期優良住宅・耐震等級3・BELS☆☆☆☆☆・ZEH Oriented

インダストリアルな雰囲気でまとめたカッコいい玄関スペース

ウォークインタイプのシューズクローゼットを備えた玄関スペース。約1畳半の広さを確保しているため、家族全員の靴を余裕で収納できる設計に。棚板は自由な高さに変えることができ、スニーカーやブーツなど様々な高さの靴を無駄なく収められる点が特徴です。また、野球チームに所属しているお子さまの靴についた砂やホコリが気になるため、玄関とシューズクローゼットを間仕切ることのできる扉を備えました。チークのパネルとモルタル、レンガ調の壁紙を組み合わせて、カッコいいインダストリアルな雰囲気をまとったエントランスに仕上がりました。

こだわりのデザインやディテールをカタチにした玄関ホール

Panasonicのベリティス「クラフトレーベル」のネイビーオーク柄で統一した1階ホール。フォーマルで重厚な印象によって存在感のあるコーディネートに仕上がりました。ハンドルは真鍮色をセレクトし、よりクラシカルでビンテージ感のある雰囲気に。

デッドスペースを極限まで活用した階段下収納

階段の1段目を手前に引き出すと、奥行きのある大容量収納が現れます。デッドスペースになりがちな階段部分を、無駄なく効率的に収納とすることで、居住スペースにモノが散らからない設計となっています。

オーダーメイドで最適化された水回り空間

造作で個性的に仕上げた水回りは、オーナーご家族のこだわりが細部までカタチになった空間です。洗面化粧台はネイビーの扉に合わせて、青色系のタイルをチョイス。収納を備えた造作の鏡は、スペースに応じた寸法で設計し、空間にマッチしたつくりになっています。また、階段下に設けたトイレエリアは個性的な柄の壁紙と、アクセントとなる黒のアクセサリ(ペーパーホルダー、水栓金具)が特徴です。ビタミンカラーの壁紙で、可愛らしく明るい雰囲気に仕上げた洗面脱衣室は、造作のL字型カウンターで使いやすさにも配慮。オーナー様のリクエストで、カウンター下に無印良品の収納をピッタリと収められるよう寸法で仕上げました。お子さまの野球のユニフォームなどを部屋干しできる広さを確保している点もポイントです。

使い勝手とシンプルさを追求したファミリークローゼット

家族みんなで共有するファミリークローゼット。担当したインテリアコーディネーターがイチ押しの、落ち着いた雰囲気の壁紙で仕上げました。棚板を支えるブラケット金具を壁に埋め込むことで、シンプルかつ使い勝手のよさを追求しました。棚板を任意の高さにワンタッチで変更できるため、様々なサイズのアイテムの収納に対応することができます。

昼と夜で雰囲気の異なるリビングスペース

青い壁紙とデニム生地のロールスクリーンが印象的なリビングスペース。キッチンや階段スペースとは色味を変えることで、明確に間仕切りをせずとも緩やかに独立した空間を実現しています。オーナーがセレクトしたペンダントライトをコーナーに配置し、またバルコニーにも間接照明を備えることで、夜間は昼間の印象とは異なる雰囲気を味わうことができます。床には無垢のオーク材を採用しました。

内窓でリビングとつながるスキップフロアのワークスペース

リビングダイニングから4段上がったところに設けたワークスペース。本が大好きなオーナーのために大容量の書棚を造作しました。また、ご夫婦揃ってデスクに向かえるよう十分な広さのカウンターを備えている点も特徴です。内窓を設けることでリビングとの繋がりや、視覚的な抜け感をデザインし、限られた空間でも広がりを感じられるように工夫しています。ワークスペースの入り口の壁は無垢材とマグネットクロスで仕上げ、アクセントを加えました。

天窓からの光が心地よい、吹き抜けのあるダイニングエリア

家族の集まるダイニングエリアは、吹き抜けを通じて天窓からの光が心地よく注ぐ空間です。上部空間がオープンになることで、視覚的にも開放感を味わうことができる、居心地の良いスペースを実現しました。カウンターを備えた壁にプロジェクターを使って映像を投影して、ダイニングでのゆったりとした時間を楽しむ計画です。ペンダントライトは、マットブラックのボディにシェードを支える3本アームのメタル感がスタイリッシュなART WORK STUDIOのDelight-pendant(クリア)をセレクトしました。

来客時にはダイニングテーブルにもなる造作カウンター

ダイニングエリアの一角に設計したカウンタースペース。2つのカウンターはそれぞれ独立しているため、壁につけて使用する以外にも、来客時にはダイニングテーブルの代わりにもなるデザインに。カウンターの下には本や小物を置ける棚も備えています。

最小限のスペースで最大の開放感を叶えたキッチン&パントリー

LIXILの「リシェルSI」を採用したキッチンエリアは、ダークな色味で落ち着いた雰囲気に。シンクとコンロが分かれたⅡ列型(セパレート型)のレイアウトを採用することで、キッチンスペースがコンパクトとなり、ダイニングに十分なスペースを確保しています。また動線を最小限に抑えることができるため、作業効率にも優れています。キッチンからはリビングとダイニング、バルコニーやワークスペースまで一望できるため、まさに暮らしの中心にいながら家事を楽しむことができる設計に。チークの無垢材で仕上げたキッチンの天井もオーナーのこだわりポイントのひとつ。食器や食材ストック、冷蔵庫、調理家電などを収めることができるパントリーは、造作棚で十分な収納量を確保しています。

プライバシーに配慮したバルコニースペース

リビングからつながるバルコニースペースは、香りのよい屋久杉のデッキ材で仕上げました。周囲の建物からバルコニー内の様子が見えないよう壁の高さを工夫し、プライバシーを確保しながら東京の空を楽しめるようにデザインしています。夜間は間接照明をつけて、昼間とはまた違った雰囲気を味わうことができます。

明るさと遊び心で、気分の上がるベッドルーム

レッドシダーの無垢材で仕上げた主寝室は、内窓を通じて吹き抜けとつながるレイアウトが特徴です。天窓から差し込む自然光によって明るい空間を実現しています。また開放的な空間演出として床から天井までつながるkamiyaの「フルハイトドア」を採用。クローゼットの内側はインパクトのある花柄の壁紙をチョイスし、扉を開けた時に気分も上がる仕様に。廊下にも書棚を設け、本が大好きなオーナーのこだわりを叶えています。

ホテルライクな造作洗面台

天窓からの光が清々しい3階ホール。奥行き感と開放感を両立したストリップ階段によって、圧迫感をなくし、階下に光を届ける役割を担っています。階段を上がった正面に見える洗面スペースは、格子によって目隠しをしている点が特徴です。格子が斜めになっているため、洗面台に立った時には視覚的に奥行きを感じられ、圧迫感がないように工夫しています。造作の洗面台スペースは1階同様、お好みのタイルで仕上げたオーナーお気に入りの空間です。ホテルライクな使い方をイメージして、ペーパータオルを捨てられる穴を設けました。掃除のしやすい一体型のボウルをチョイスしているので、メンテナンス性も◎。

10年先を見据えて設計した子ども部屋

子ども部屋は将来分割できるように、あらかじめ2つの入り口を設けました。壁紙もそれぞれ変えて、個性的な空間に仕上げています。

【ROOM TOUR】敷地23坪で叶えた吹き抜けとスキップフロアのある暮らし

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