【江戸川区|築37年戸建て】セカンドライフを快適に。親世帯と暮らす住まいのリノベーション

東京都江戸川区一之江

もともと二世帯で暮らしていたT様ご家族。お子様の独立を機に、築年数を重ねた住まいを見直し、リノベーションを決意されました。これからのセカンドライフを心地よく過ごせるように、親世帯にもやさしい、快適な住まいへと生まれ変わりました。

2024年
建物/戸建て(築37年)
市区町村/東京都江戸川区一之江
施工箇所/全面改装
工期/約4か月
延床面積/85.30㎡(25.8坪)

Before

全面的な改装によって、現代の暮らしにフィットする快適な空間へと再生しました。構造面も見直し、これからも安心して長く住み続けられる住まいへと整えています。

使いやすさと見た目にこだわった、すっきりと整う玄関

もともとウッド調だった壁面をホワイトで統一し、明るく清潔感のある玄関に。トール型の玄関収納を設けることで、使うものに応じた整理整頓がしやすくなりました。正面には幅広の姿見を施工し、空間に奥行きを持たせつつ、身支度もしやすい玄関に仕上げています。

階段下を活かした、機能的な洗面

2階へ上がる階段下の空間を活かし、コンパクトな造作洗面を設けました。ミラーキャビネットは階段の高さにあわせて設計し、中もすべて収納に。カウンターはアイカのスタイリッシュカウンターを採用し、下部収納は可動棚で構成。置くものにあわせて高さを変えられる、柔軟な設計です。

心地よさと安心感を備えた、親世帯の生活空間

布団での就寝に配慮し、一部に畳を取り入れた親世帯の居室。フローリングの冷たさをやわらげ、季節を問わず快適に過ごせる空間に仕上げました。収納も充実しており、左右で異なる用途に合わせて、ロールスクリーンや内部の棚を調整。暮らしに寄り添った設計で、日々を心地よく安心して過ごせる空間を実現しています。

家族をつなぐ、親世帯のキッチンスペース

キッチン背面には、家電と作業スペースをまとめた造作収納を設置。カウンターの高さは使いやすさに合わせて細かく調整しました。収納の中央には、小さな室内窓を造作。くもりガラス越しに親世帯の様子が伝わるよう設計し、帰宅時に声をかけ合えるやさしいつながりを生み出しています。

やさしい素材感に包まれるLDK空間

床には無垢のサクラを採用し、やわらかな踏み心地とやさしい色合いで空間に落ち着きをプラス。ダイニング側には出窓風のくぼみに吊り戸棚とカウンターを造作し、小型テレビや電話を置ける機能的なスペースに。キッチンまわりの収納は動線を考慮して階段下に集約し、IKEAのメトードとご希望のゴミ箱サイズに合わせて、使い勝手のよい造作を計画しました。

階段形状を取り込んだ、ご夫婦の寝室

LDKの隣にはご夫婦の寝室を設計。奥のクローゼットは、階段の出っ張りを箱型で造作し、その上にフローリングを貼ることで収納スペースとして活用しています。棚板はすべて可動式で、寝具や布団をしまいやすいよう奥行にも配慮しました。

好みに寄り添った、家族それぞれの部屋

白い床とグレージュの建具でまとめた洋室は、やわらかな韓国風インテリアに仕上げました。収納にはプロジェクター対応の白いロールスクリーンを採用し、映像も楽しめる多機能な空間に。ご主人の書斎は、濃いグレーのクロスと黒のロールスクリーンでスマートな印象に。落ち着いた色味で集中しやすく、収納は娘様の部屋と揃えて統一感を持たせています。

使いやすさを重視した、水まわり空間

脱衣室には洗濯機上に可動棚を設け、洗剤やタオル類をすっきり収納。浴室は明るいグレーのパネルでまとめ、マグネット収納が使えるシンプルな設計に。トイレは1階に座りやすいLIXILのプレアスを採用し、2階には手洗い器と吊り戸棚を備えて収納力を確保。控えめな花柄クロスでやさしい雰囲気に仕上げました。

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