【練馬区|築37年戸建て】リノベで叶えた土間リビングのある暮らし
東京都練馬区/N様邸
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2022年
建物/戸建て(築37年)
市区町村/東京都練馬区
施工価格/非公開
施工箇所/全面改装
工期/3か月
延床面積/114.33㎡(34.64坪)
Before
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工事前の状態は築37年という年季は感じられるものの、前オーナーがこまめに手入れをされていたこともあり、躯体を活かせるという判断に。LDKや各部屋が細かく間仕切られて閉鎖的だった間取りを、各スペースのつながりが生まれる開放的で生活動線に優れたレイアウトにアップデートすることにしました。
レトロな雰囲気を一新した塗り壁が印象的な外観デザイン
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レトロな雰囲気の外観は、撥水作用を持った外壁材「sto」によって凹凸のないフラットな塗り壁仕上げとすることで、モダンな印象に一新しました。汚れが目立ちづらいグレー色を採用し、落ち着いた印象で周囲の環境に溶け込みながら、個性的な一面も覗かせるデザインが特徴です。大谷石で構成されていた前面道路側の塀も、外壁同様の仕上げによって統一感のある雰囲気に仕上がっています。
玄関は天然木の温もりでアクセントを
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玄関まわりはレッドシダーの天然木パネルを使って、木の温もりが感じられる印象に仕上げました。メンテナンスフリーで住み始めてからも扱いやすく、経年によって味わいが増していくという特徴があります。
大容量の収納と土間が特徴的なエントランス
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玄関ドアを開けると、シューズボックスとウォークインクローゼットを備えたエントランスが広がります。家族全員分の靴を収納でき、クローゼットにはアウトドアアイテムを保管したりコートなども掛けておくことができます。また、土間を広く設計しているため、ベビーカーや自転車などをそのまま収められる点もポイントです。
あえて内と外の境界を曖昧にした土間空間で、新たな暮らしを
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玄関からリビング側までつながる土間空間は、さまざまな使い方ができるユーティリティスペースです。例えばトレーニングや日曜大工をしたり、ストーブを置くなどアウトドア要素を楽しむことも可能です。屋内と屋外の境界を曖昧にすることで、従来の住まいの枠組みを超えた新たな暮らしが生まれました。間仕切りを備えているため、シーンに応じて空間の広がりをコントロールすることが可能になっています。
閉鎖的だったリビングは開放的なLDKへとアップデート
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細かく間仕切られていて各スペースのつながりが分断されていたLDKは、開放的なリビングを中心にそれぞれの空間がシームレスにつながるレイアウトへと一新しました。床材は足触りと香りの良さが特徴の栃木県産八溝杉(無垢材)を採用。
家族の様子を見渡せる回遊型キッチン
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従来は間仕切り壁に覆われていて閉鎖的だったキッチンは、対面式のオープンなレイアウトへと変更しました。キッチンに立つとリビングダイニングや土間、玄関、パントリーを見渡すことができ、自然と家族のコミュニケーションが生まれる設計を意識しています。また、ダイニング側だけでなく、廊下側からもキッチンにアクセスすることができる回誘動線をはじめ、オーナーご家族のリクエストを随所に盛り込んだプランとなっています。キッチンはシャープなラインのワークトップが特徴のLIXIL「ノクト」を採用しました。
家族全員で共有できるスタディカウンター
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ダイニングの一角に設計したスタディカウンターは、家族全員で共有できるユーティリティスペースです。お子さんの学習はもちろん、大人にとってのテレワークスペースにも最適です。専用の手元灯を備えているため、日中だけでなく夜間も使用できるスペースとして重宝するでしょう。支えとなる脚を省いたシンプルなデザインで、使い勝手にもこだわりました。二人で同時に使用できる十分な広さを確保している点も特徴です。
大容量収納が特徴のカップボードを備えたパントリー
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キッチン背面には壁一面を収納として確保したカップボードを設計。食器や調理器具を収められるだけでなく、調理家電を設置できるカウンターや、ダストボックスがピッタリと収まるスペース、窓の高さに合わせて造作した棚など、さまざまな用途に合わせたオーダーメイドの収納が特徴です。カップボードは扉を閉めることで中が見えないように隠すことができるので、来客時などにはスッキリと見せる工夫をしています。
こだわりをカタチにしたオリジナルの造作手洗い
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1階の廊下に設けた手洗いスペースは、帰宅時にすぐにアクセスできる点が特徴です。お好みのタイルやボウル、水洗金具を組み合わせてデザインしました。毎日使うものだからこそ、こだわりをカタチにしたオリジナルの造作洗面台がオススメです。
使い勝手にこだわった大容量収納が可能なWIC
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もともと納戸だったスペースは、家族全員分の衣類を収納できるウォークインクローゼット(WIC)に。棚受け金具を壁に直接埋め込むことで、スッキリとした印象に仕上げている点がポイントです。また、収納するアイテムのサイズによって自由に棚板やハンガーラックの高さを変えることができ、使い勝手にも配慮した空間になっています。
清潔感と明るさを両立したサニタリールーム
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1階にあった水回りは2階へと移設。バスルームとバルコニーをつなぐサニタリースペースを新たに設計して、部屋干しなどの用途も兼ねた便利な空間に生まれ変わりました。床や壁、天井のカラーコーディネートを「白」で統一することで、明るさと清潔感を両立した空間に仕上がりました。
視覚的な高さと奥行き感じられる廊下のデザイン
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2階の廊下スペースは、かつての閉鎖的なイメージから開放的で明るい空間へとアップデート。各部屋の建具にフルハイトドアを採用し、構造上抜いても問題のない壁を開口することで、視覚的に奥行きや高さを感じられるデザインに。また、廊下の一部に手洗いスペースを追加することで、朝の忙しい時間帯に家族が一箇所に集中して起こる渋滞問題を解消しています。トイレの壁紙は一面をビタミンカラーのアクセントクロスで仕上げ、気分が上がる工夫を。
シンプルなデザインで明るさと広がりを感じられる主寝室
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八溝杉の床材とグレーのアクセントクロスの組み合わせで、シンプルな北欧風の雰囲気に仕上げたベッドルーム。廊下と同様にクローゼットの建具には床から天井までつながるフルハイトドアを採用しているため、開けた時により空間の広がりを感じられるデザインになっています。バルコニーへの掃き出し扉に備えたロールスクリーンは、あえて適度な透過性のあるものをセレクトし、柔らかい光が室内に差し込む様子も楽しめるようにコーディネートしました。
限られたスペースを有効活用した子ども部屋
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ストライプ柄のアクセントクロスが印象的な子ども部屋は、限られたスペースをもっとも広く見せるアイデアとして、クローゼットではなくオープンな収納をご提案しました。高さを自由に変えられる棚と壁付けの棚受け金具によって、無駄のない効率的な収納計画を実現しています。また、窓辺からの心地よい光が差し込むスタディスペースには、コンパクトなデスクを備え、読書や勉強に集中できる空間が生まれました。