【江戸川区|築20年マンション】スキップフロアの書斎が暮らしの中心にあるリノベーション
東京都江戸川区/K様邸
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2023年
建物/マンション(築20年)
市区町村/東京都江戸川区
施工価格/非公開
施工箇所/全面改装
工期/3か月
専有面積/85.46㎡(25.80坪)
Before
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各部屋は細かく間仕切られ、それぞれのエリアのつながりがあまり感じられなかったリノベーション前のレイアウト。回遊できる動線の良さは残しつつ、開放的な空間づくりを目指しました。
家族とゲストを迎えるゆとりある玄関スペース
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もともと閉鎖的だった玄関はスペースを拡張して、より使いやすく開放的な空間に仕上げました。框(かまち)を斜めにデザインすることで、一度に並べられる靴の数を増やしている点が特徴です。また、天井は折り上げて高さを感じられるよう工夫し、間接照明によってさらに高さを感じられるデザインとなっています。帰宅時やゲストを招いた際に、すぐに手洗いができる洗面スペースを玄関付近の廊下に設計しました。
お気に入りの絶景を書斎からも楽しめるように
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リノベーション前はリビングからしか楽しめなかったパノラマビューを、スキップフロアで床を上げた書斎からも内窓を通じて眺められるようにデザイン。一般的にマンションでは味わえない段差のある暮らしに加え、お気に入りのロケーションを思う存分楽しめるアイデアをプラスしました。また、ワークカウンターや小上がりのベッド、クローゼットなど、限られたスペースに必要な要素を詰め込んだ書斎を実現しています。
畳を上げると収納に早変わりする小上がりベッド
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小上がりのベッドは畳の下をすべて収納として活用することができる設計に。デッドスペースを生み出さないよう、細部までこだわり抜いたデザインがポイントです。使い勝手にも配慮して、畳や中板の取り外しもしやすい設計を意識しました。
落ち着いた雰囲気に仕上げた洗面脱衣室
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洗面台はAIKAのボウル一体型のカウンターに、LIXILのミラーキャビネットを組み合わせ、デザイン性と機能性を両立。タオルや小物を収納できる造作の収納棚は、二方向からアクセスできる無駄のないデザインとなっています。浴室はLIXILのSPAGE(スパージュ)をセレクトし、高級感に包まれたラグジュアリーなバスタイムを叶えました。
閉鎖的なデザインを一新した、コミュニケーションが生まれるオープンキッチン
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リビングとの間仕切り壁によってコミュニケーションが取りづらかった従来のデザインを見直し、オープンで開放感のあるキッチンへと一新。リビング側から手元が隠れるように立ち上がりを設け、スッキリとした見た目になるよう設計しました。また、キッチンの天井部には木目のデザインを採用し、落ち着いた雰囲気と個性的な空間づくりを実現しています。キッチンは熱や傷に強いLIXILのハイエンドライン、RICHELLE(リシェル)をチョイス。
バルコニー全面とつながる開放的なリビングスペース
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リビングはこのマンションの特徴でもある、優れた眺望を楽しめる特等席。そのポテンシャルを存分に発揮できるようバルコニー全面とつながるよう、リビングスペースをレイアウトしました。たっぷりの自然光が差し込み、季節や時間の移ろいに応じて眺望を楽しむことができる心地のよい空間となっています。空間全体を開放的に見せるためのライン照明や、カーテンレールを隠したデザインなど、細部までこだわりを実現しました。
わずかな隙間も無駄にしない造作のTVボード
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リビングに備えた造作のテレビボードは、幅の広いカウンターとAV機器を収められるキャビネットが特徴です。また、書斎の下を床下収納としてリビング側から引き出せるようデザインし、わずかな隙間も無駄にしない設計で日々を快適に暮らすためのご提案をさせていただきました。
散らかったスイッチ類を集約したニッチスペース
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もともとバラバラになっていた照明のスイッチや床暖房のコントローラー類は、ニッチをつくって一箇所に集約しました。スッキリとした見た目になるだけでなく、操作のための動線をシンプルにすることで移動のストレスがなくなるよう配慮しています。
思い出とともにスッキリとした空間を実現する造作収納
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リビングの一角に設けたカウンター兼収納は、空間にピッタリと収まる造作のメリットを活かしたスペースとなっています。ガラスブロックから漏れる光によって明るい空間を実現し、読者や学習スペースとしても有効活用することができます。オーナーご家族がかつて使用していた吊り戸棚もリメイクして再利用し、思い出も大切にしながら新たな暮らしを過ごせるようデザインしました。
オーナーご家族のご要望にあわせて造作したオリジナル家具
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カウンターの下に収まるキャスター付きの収納は、オーナーご家族のご要望で読み終えた新聞紙を収められるオリジナル家具として造作。普段は背板側が見えるように収納し、使用する時だけ引き出すことができるデザインになっています。また、固定電話やルーターは目立たないように緩やかに隠せるよう格子を設けました。
造作ベッドで就寝スペースと動線を確保した主寝室
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主寝室には、向きや連結の数を自在にセレクトし、簡単に移動が可能な造作ベッドをデザイン。書斎の段差側に足元が来るよう設計することで、十分な就寝スペースと動線を確保したデザインが特徴です。あえてクローゼットは扉を設けず、ロールスクリーンで緩やかに仕切ることができる仕様とし、空間全体が開放的になるよう配慮しました。
段差を生かした引き出し収納を主寝室にも
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リビングの引き出し収納と同様に、主寝室にも書斎の段差を活かした収納を設計。キャスター付きとなっているため、軽い力で引き出すことができ、使い勝手にも優れたデザインとなっています。