日日是好日(ニチニチコレコウジツ)え:絵本ランキング

『え』

絵本、すきです。ものすごく。

というわけで、今回は、完全責任コラム。私が
〈独断と偏見〉という、えり好みにより選出した絵本をランキング形式でご紹介致します。

 

1『三匹のやぎのがらがらどん』

これはもう、最後までワクワク突き進む、ノンストップ冒険ストーリー。化け物「トロル」が恐ろしいこと恐ろしいこと、それなのに、古典訳ならではの、どこか牧歌的な表現もいいです。「やまへ ふとりに いくところです。」という言葉。「食べにいく」という意味を、敢えて「ふとりにいく」と表現する直接的な手法に、古典作品の力を感じます。耳障りのよい固有名詞も素敵、やぎの名前は3匹とも揃って「がらがらどん」ラストの言葉も秀逸で、我が家では息子の寝つかせリクエストナンバーワンでした。

 

2『かいじゅうたちのいるところ』

いたずらっ子の「マックス」が、母さんにしかられてたどりついたのは、かいじゅうたちが住む島。そこで「マックス」はかいじゅうたちの王様になり……。映画にもなったこの作品は、モーリス・センダックの筆が冴え渡る、恐ろしくもユーモラスなかいじゅうたちと「マックス」との交流や、種族の異なる生き物同士ゆえの心の葛藤が描かれた、味わい深い作品です。
湯気の立つスープのラストシーンにホッとした(かつての)いたずらっ子、きっと世界中にいるのでは?

 

 

3『よるくま』

酒井駒子さんの『よるくま』シリーズ。「よるくま」がかわいすぎて、すっかり息子と夢中に。息子は小さい頃、「よるくま」が自分のところに来てくれないか、ずっとお願いしていました。かわいい「よるくま」とやさしい「ぼく」の冒険は、〈夜〉の表現が秀逸で、音のない、シーンと静まり返る、よるべない〈夜〉の気配が漂っていて、私達を静かな〈夜〉の旅にいざなってくれます。

 

4『はらぺこあおむし』

絵を眺めるだけで楽しめて、数え遊びを覚え、いつしか自分で読めるようになり、保育園では歌を交えながらみんなで創作劇に……。そんな子供の成長に応じ、長く愛される絵本。あおむしの食べた穴が空いた、〈穴あき〉絵本の演出は、しかけ絵本の元祖といえるのではでしょうか?
みるものを魅了する、エリック・カールさんのみずみずしい色彩の素晴らしさが溢れています。

 

5『そらまめくんのベッド』

これは、息子にリクエストされて購入した絵本。(確かに、そらまめの殻って、やわらかい毛がふかふかして、ベッドにしたら気持ちよさそう)夏の夕暮れ、おつまみのそらまめを殻ごと焼いた熱々を夢中でむいては「美味しいっ」と喜ぶ大人のすぐ近くで、息子はそんなことを想像したのかと、微笑ましく思った次第です。

それでは、1位の『がらがらどん』に敬意を評し、この言葉でシメさせていただきます。
「チョキン、パチン、ストン。
はなしは おしまい。」

 

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